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前回までのあらすじ!

大人になろうとしたA。学年3位の頭で大人の人について考えた結果、コーヒーを飲める人が大人だと気づく

コーヒーのパッケージすらわからないのに大人と言えるのだろうか!?結局真冬先輩に残りを飲んでもらい幕を閉じた!

リベンジ成功なるか?!


学年3位の私の頭でもう1度考えた……クールな人とかお嬢様って大人っぽくない?


だからいつも縛ってる髪の毛をおろしてロングで行こうと思う!スカートもちょっと短くして…

よし!


『行ってまいりますわ?』


お嬢様って難しいな…ていうか暑い!いつも縛ってた分余計に暑い…


私の先輩センサーが反応しているですわ(?)


『先輩!!』


「……だ、誰、ですか?」


『そ、そんな、私のこと覚えていらっしゃらないの…?』


変化…スカートいつもより短い。ポニテじゃなくてロング。ピンで前髪を止めていない。シャンプー変えた(たまたま)洗剤を変えた。口調を変えた

うん!わかるはずないね!


「あ、あんまり……くっつかないでください……」


い、いつもだったら笑いながら気にしないで歩いていたのに…今は嫌そうな顔をして陰キャが発動してる…

こ、こんなの…面白い!!


モ「よぉ、真冬、なんだ2股か?」


「やめてよ、そもそもAさんともつきあってないし…」


モ「周りから見たらその、Aって言う奴と真冬はバカップルだけどな」


『お黙りなさい、庶民…?』


自分でやってみてなんだか…大人っぽくないし、しっくりこない。やめよ


『先輩!私、ちょっとお手洗いに行ってきますわ、ちょっと待っててくださいね(圧)』


「う、うん」


私は急いでトイレへ向かい、いつものピンで前髪を止めて、ポニテにして…スカートは放置

そしてすぐに先輩のもとへ戻った


『先輩!さっきの私って気づかなかったでしょ?』


「さっきって……あのベタベタしてくる謎な女?」


『そんなふうに思ってたんですか…』


いつもどうり接してたのに…私もそう思われてるのかな…


「あれってAさんだったんですか?匂いとかも違って全くわからなかったです」


『シャンプーはたまたま、変えました…』


「そうだったんですか……なにへこんでるんですか?Aさんらしくないですね」


『…先輩は私のことどう思ってるんですか?』

自然に口から出た質問だった。自分もベタベタしてくるなんて思われていそうで、あまり聞きたくない質問

↓→←大人になろう作戦!



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作者名:あいな | 作成日時:2022年7月18日 8時

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