新たな出会い【月島蛍】

三十九球 ページ40

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その後も何度か繰り返していくがなかなかうまくいかない



それでも諦めずやっていく日向はついに犬岡のブロックをかわし相手コートにボールが入る






が惜しくもアウトだった








武田「あぁあー！アウトかー！」







それからも両校取って取られてを繰り返し、影山日向の速攻はまだまだ上手くいかない








主『山本さん田中先輩に似てますよね』

猫又「あの5番のことかな、確かに、似ているおかげでいつもより調子がいい」

主『それか翔陽と犬岡君に感化されたかですね』







お互い攻防が繰り広げられ先に20点を取ったのは音駒





安定感のある音駒の攻撃に少し怯む烏野だが





自分たちが今できることを全力でやり先に音駒がマッチポイントになるが一点差まで追いつく






そしてこの土壇場で、日向と影山の速攻がついに決まった







主『！！』

影山「！」







そう思っていたが、、、そう簡単にはいかず








猫又「強いスパイクを打てる方が勝つんじゃぁないんだ」

菅原「下がれ下がれ！！」









烏野全員が前に構えていた隙を狙い、後ろに向かってボールを返す研磨



急いでそのボールを追いかける西谷、日向は取れず









猫又「ボールを落とした方が負けるんだ」

主『、、、これが繋ぐ、、、ということですね』









試合終了



セットカウント2ー0で音駒の勝利






烏野は負け、声にならない状態になっていたが日向は音駒に対してまだ終わってないというような表情を向けていた








日向「もう一回！！」

主『ｸｽｯ、、翔陽ったら』

猫又「おう、そのつもりだ！もう一回があり得るのが練習試合だからな」







こうして、3試合やってみんな体力を使い果たしもう体力はそこをついた









烏養「よーし、とっとと片付けろ〜」









主『じゃぁ、あたしボトル洗ってくるから』

芝山「えっ！いいですよ、そんなっ」

主『このくらいさせて？』

芝山「うっ、、、うん//」







音駒のぶんのドリンクボトルを持ち、水道に向かう






主『潔子先輩お疲れ様です。お隣いいですか？』

清水「うん、Aちゃんもお疲れ」






特に会話はなくテキパキと洗っていく2人






清水「くしゅっ」

主『風邪引きました？』

清水「ううん、大丈夫」

主『寒気がしたら言ってくださいね？』

清水「うん、ありがとう」





そう言って洗い終わったボトルを持ち体育館に戻った





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