ナンバーズの親玉 ページ42
「ぎゃー！Aさんが暴れてるー！」
「ナンバーズが一撃で吹っ飛んだぞ！」
「このままじゃ建物が壊れちまうっ」
「ん？Aさんて誰だ？」
「お前新入りか？Aさんは元大看板で今はナンバーズの親玉みてぇなもんだ」
「あの怪物集団の親玉？元大看板てことはすげぇ強いのか？」
「強いなんてもんじゃねぇよ。あの人は災厄そのものだ。怒らせたら運の尽き…」
・
『四鬼、あんた自分が何したか分かってるの？』
「ジャキキ…」
『とぼけないで。うちのうるティ泣かせたのあんたでしょうがぁ！』
そう言って四鬼の顔面に怒りの拳をぶつける。
「ぶへっ…ジャ、ジャキキ」
あの滅多に泣かないうるティが泣きながら
私の部屋に来たから何事かと思えば、
暴れた四鬼がぺーたんを踏み潰そうとしたらしい。
幸い怪我がなかったから良かったけど…
うるティ泣かせた罪は重いわ。
『いい？カイドウさんに任されたからには私に責任があるの。血が繋がってようが容赦しないからね』
「ジャキキ…」
『まったく…いくら躾けても足りないんだから。次勝手に暴れたら海に沈めてやる』
知能の低い怪物たち…
同じ血統因子から生まれただけで
弟分なんて思っちゃいないけど
同じベガパンクが作り出した失敗作としては同情してる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
