八つ当たり ページ12
翌日、
幹部部屋で荒ぶる私を止められるものはいなかった。
『クイーンのバカぁ！このずんぐり野郎！』
ク「えー！なんでおれぇ！いきなりの八つ当たりー」
『今ものすごく腹立たしい』
ク「は、腹立たしい？それはいけねぇ。おい、てめェら！Aにおやつ持ってこい！」
「はい！」
みたらし団子、いちご大福、わらび餅…私の好物ばかり。
なのにその全てが恨めしい。
食べ物を見るたびに昨日のアルベルの言葉を思い出す。
そもそも恋人に向かって�狃鼎き瓩辰討覆法�
デリカシーのかからもない、ただの悪口じゃん。
『クイーン…正直に言って。私太った？』
ク「いや、全然」
『だよね！浮腫んでるのは昨日お酒飲んだせいだしね。よし、そのおしるこ食べないなら私がもらってあげる』
ク「おいおい、おしるこはおれの命だぜ」
『クイーンは痩せたくないの？』
ク「A…よく考えろ。おれが痩せたらモテすぎちまうだろ？」
『あ、うん…そうだね。そのお腹には夢と希望とおしるこが詰まってるんだもんね。とっても魅力的だと思うよ』
キ「おい…こいつのどこが魅力的だ？」
扉の方から聞こえたのは地べたを這うような低い声。
視線を向けると
腕組みしながらこちらを見るアルベルがいた。
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まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
