大看板の座 ページ22
「おい聞いたか？A様が大看板降りたらしいぞ！」
「まじか！ってことは一枠空くじゃねぇか」
「お前大看板の座狙ってんのかよ。むりむり」
「だが、なんで突然？何かあったのか？」
「聞いた話じゃあの鬼姫のお付きになるらしい」
「へー、あんなに強い人が子供のお守りか。もったいねぇ」
・
・
カイドウさんに大看板を降りると言った時は
私もヤマトと一緒に岩屋に入るつもりだった。
それくらい怒りを買う覚悟だった。
けれど、カイドウさんは
私がヤマトのそばにいることを許してくれて
いつのまにか失踪していたヤマトのことも
早く探し出せと大勢の部下に命じていた。
そんなカイドウさんを見てると
なんだかんだ言ってヤマトのことが心配なんじゃん…
そう思ってしまう。
ううん…そう思いたい。
・
・
この幹部部屋も
もう当分は来ないだろうなぁ。
ク「Aー！なんでいなくなっちまうんだよぉ」
『クイーン…私別にいなくなるわけじゃないけどね』
鬼ヶ島にはいるしいつでも会えるんだけどな…
今生の別れみたいに大袈裟に泣くクイーンが
ちょっと面白い。
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まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
