Bright (ページ6)

今日:4 hit、昨日:30 hit、合計:23,582 hit

6 ページ6

.

荷物を取って、ついでに持っていくと言ったらAさんは全力で遠慮してきたけど、なんとか説得してスタッフさんの部屋まで持ってきた。

『深田くん本当にありがとう、助かったよ。』

深「そんな、これくらいどうって事ないよ。」

『もう少し、せめてあと5cmでも背が高ければなぁ…こういう時困らないのに、』

背ってもう伸びないかな…って悔しそうに言うAさん。

普段しっかりしてるけど、たまにこういう事言うところが、また可愛いんだよな…

ちょっと子供みたいで笑

深「んー、確かにこういう時困るかもだけど、Aさんちっちゃくて可愛いよね、」

『…え？』

深「それに、こういう時俺が助けてあげられるしね、これからも届かない時は俺呼んでよ、」

『…でも、今度は脚立とか使うから大丈夫だよ。』

深「だーめ、俺がいる時は俺を呼ぶこと！約束。」

『…わかった。』

深「…てか、Aさん顔赤くない？」

さっきから少し顔を赤くして、俺と目を合わせないようにしてる。

俺なんか言った？

深「Aさんどーかした？体調悪い？」

そういうと静かに首を横に振る。

ほんと、どうしたんだろ。

『…深田くんが、かわいい…って言ったから…』

深「…ん？」

『さっき、ちっちゃくてかわいいって言ったでしょ、深田くんみたいなかっこいい人に言われたら誰でもドキドキするよ…』

なにそれ、めっちゃ可愛い

『…あ、私行かなきゃ、ご、ごめんね深田くん！』

まだ顔が赤いままのAさんは、そう言って焦ったように部屋を出ていってしまった

深「えー…ドキドキしてんのはこっちなんだけど…」

俺の言葉にあんなに顔赤くして照れてるなんて、

可愛すぎでしょ、

深「あれは忘れらんないわ…」

.