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side nao
ジュニアが集まる数少ない時。
たくさん刺激を貰うし、単純にいろんな人に会えるのが嬉しいんだけど、俺には、いや俺達には大きな問題がある。
�盒� 「 Aさん久しぶりー！元気してた？ 」
『 優斗くん！久しぶり！ 』
那須 「 Aさん、この間の仕事、ありがとうございました！ 」
『 那須くん！こちらこそありがとう！ 』
大光 「 ねーねー、いつになったら俺と遊んでくれんの！ 」
『 今日も元気だね、大光くん笑 』
そう、このAさんの人気ぶり。
1人また1人とAさんに話しかけるから、俺らもなかなか近づけない。
Aさんがメインで担当してるの俺達なんですけど。
檜 「 またこれじゃん。 」
黒 「 モテモテだねほんと。 」
「 …… 」
ほかのメンバーも普通に話してるけど顔は複雑そう。
でも、俺達がほんとに怖いのは、
正門 「 あ、Aやん、元気しとった？ 」
『 うん、正門くんも元気そうだねぇ。 』
嶺亜 「 Aー、ちょっといい？今度の仕事の事なんだけど、 」
『 あ、嶺亜くん、私も話出来たらって思ってたの！ありがとう！ 』
Aさんと年が同じとか、近いこの2人。
2人とも俺も仲良くさせてもらってるけど、Aさんの事になると話は別。
呼び捨てだし、仲もいいし。なんか、俺達とかほかのジュニア達と話してる時となんか雰囲気違うんだよね。
そんなつもり、ないのはわかってるけど、俺達の知らないAさん見てるみたいで、なんか不安になる。
嶺亜 「 おり〜 」
織 「 …嶺亜くん、 」
嶺亜 「 なに、元気ないじゃん、 」
織 「 そんな事ないです。 」
嶺亜 「 まあ理由はわかってるけど笑 」
だろーね。毎回このくだりやってる気がする。
織 「 次の仕事、Aさんと一緒なんですか？ 」
嶺亜 「 そ、ドラマ。Aもちょっとだけ手伝いで来るみたいでさぁ 」
織 「 …… 」
嶺亜 「 期間短いけどね、久しぶりに一緒だから結構楽しみ。笑」
大丈夫だよ、何もしないから。って
…全然信用出来ない。
嶺亜くんみたいなかっこいい人、Aさんの近くにいるの不安なんだよ。
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作者名：あい | 作成日時：2023年3月23日 2時
