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side sota
昨日、Aさんが電話してるのを聞いてしまった。
初めて見た、あんな辛そうな顔。
1番辛いのはAさんなのに、みんなには関係ないからって言ってた事がずっと頭から離れなくて、俺も辛いし、湧も、あれからずっと上の空で、
深 「 ...なんか2人元気なくないっすか？ 」
黒 「 ね、俺も思ってた。 」
皇 「 なんかあったの？ 」
今部屋にいるのはリハ中の弟組以外。
相談…するべきなのかな、みんなも少なからずAさんが様子が変な事に気づいてるだろうし、
俺たちだけじゃどうすればいいかわからない。
内 「 ...わく、相談、しよ。 」
元 「 ...ん、そーだな、 ...みんな、Aさんの事なんだけど、」
Aさんの名前が出た瞬間、それぞれ色んな事をしていたメンバー達が一斉にこっちを見た。
元 「 Aさんが様子変なの、気づいてるだろ？ 実は昨日さ... 」
昨日の出来事を湧が話してる間、メンバー達はなんとも言えない顔をしてた、
みんな、悔しそうな、ちょっと怒ってるような表情で、
一通り話終わったあと、少し沈黙が流れて、皇輝くんが口を開いた。
皇 「 …じゃあ、あの頬の傷はその人にされたって事？ 」
元 「 ...だと思う。 」
檜 「 ... おかしいだろ、それ、 」
普段は比較的に大人な2人が見た事ないくらい怖い顔をしてる。
でも、わかる。女の子の顔に傷をつけるなんて、普通の人がすることじゃない。
青 「 ...巻き込みたくない、か... 」
安 「 ...そう言うだろうね、Aさんなら。 」
豊 「 ...でももし、また何かあったら、」
織 「 ...何も、できないの悔しいな... 」
また、部屋が沈黙につつまれる。
Aさんが俺たちに話してくれない限り、細かい事は分からないから、勝手に動く訳にもいかないし、
でも、またAさんがケガでもしたら...
俺、その人の事1発殴らないと気が済まないかもしれない。
──── ♪
皇 「 ...ごめん俺だ、...星輝？......え？Aさんが倒れた...？ 」
内 「 ......え？ 」
皇 「 ...うん、とりあえず、スタッフさんの部屋にいるんだね？...わかった 。」
元 「 皇輝くん、 」
皇 「 ...倒れたって、スタッフさんの部屋で横になってるって... 」
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作者名：あい | 作成日時：2023年3月23日 2時
