ただの高校教師【呪術廻戦】

教師 ページ6

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今日も今日とて授業に使う資料を分けていたら固定電話から音が鳴る、空いている同僚が出るからいいかと思いつつ欠伸をしていれば後ろから肩を叩かれた。

「え、なに」

「いやなんか変わって欲しいらしい。五条さんって人」

「まって誰？」

この学校の中で聞いたことねーよそんな苗字、なんて思いつつ受話器を手に取る。聞けば相手はなんとこの間あった黒髪くんの知り合いだったらしい。それはいいがだから何だって俺に電話してくんの？という話である。

「えっと…それでどう言ったご要件で？」

「うちの生徒が君も呪霊見えてたって聞いたから、ちょっと話したくて」

「えっと、呪霊ってなんですかね？」

「え？」

「え？」

待ってくれ、呪霊って何？


……


「…と言うことであそこにいるようなバケモノの名前が呪霊って言って、それを払うのが呪術師ね」

「どこの少年ジ〇ンプ？」

「いやこれ聞いてそれ言う？」

「はは、面白いねー君」

現在、五条さんとやらに呼び出された場所に行けば虎杖もいて白目むいた俺は呪霊って言うのがなんなのかを教えて貰っていた。
ついでに虎杖がよくわかんねーけど呪霊食べたってのも聞いた。多分こいつ正気じゃねえんだよ、漫画の読みすぎで俺TUEEEEってなってたんだよ…悲しいな。ついでに近くにいたちっこい呪霊は五条さんの手によって爆散されてた、南無三。

「先生今すげー変な事考えてない？」

「いや特には」

というかそんな機密情報教えてくれなくても良かったんだけどなあ…だってただのその場にいた被害者だし、佐々木同様そっとしといてくれても良くない？
遠まわしにそう伝えれば五条さんにまあまあ、と言われるだけで終わった。いやおまえ言葉に責任もて。

「それで虎杖はこれから東京に行くわけね、いってら、死ぬなよ」

「え先生も来ないの？」

「何で俺も行くと思ってるの？？」

ただの一般人だからな俺、よく分からんけど宿儺ってやつとも関わりたくねーし、ま達者でな。と颯爽と踵を返そうとしたのだがなあ〜？何で俺肩掴まれてんだろ〜な〜？

「いや俺ただの呪霊見える教師なんで！！！帰る！！」

「だからさっきも言った通り呪霊みえるひと貴重なんだって！呪術師の講義受けるだけでもいいから！」

「やめろぉぉおおお」

【悲報】俺氏呪術師に誘拐される

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