教師 おまけ ページ45
息抜き。ダラダラ五条と喋ってるだけ
.
カラン、ビール缶が転がり机の端から落ちそうだと言うところでパシッと手に取る。あっぶね〜、俺机の下に物音した時の拾わないとっていうあの感覚が死ぬほど嫌すぎ侍。危機一髪のところで手に取った缶を落ちかけた机の端の真反対、現在ビール缶が五条さんによってピラミッドになっているところのてっぺんに乗せた。
「うっそ、飲みすぎじゃない?」
「五条さんが飲まないだけでしょ」
そう言って常備されてある冷蔵庫を開けば視界いっぱいのビール缶。嘘、やっぱ俺酒カスかもしんねえなと思いつつ、次を飲もうとすればそろそろやめときな〜?と五条さんに腕を掴まれて渋々コップをとって水道水を入れに立ち上がる。あ、やべ視界が死んでる。世界が揺れてるけど、え?俺が揺れてる?そんな馬鹿な。
おっとっと、美味しいツマミの名前を声に出しつつ何とか水を飲んで、椅子に腰掛ければ楽しそうに笑う五条さんに呆れつつノートパソコンを閉じて本題へ入る。
「それで?忙しい五条さんが用もなく俺の所来ないでしょ」
そう問えば、その質問を待ってましたと言わんばかりに五条さんはそのよく分からない厨二全開の目隠しを少しあげて、こちらを見た。
「君が真人と初めて接触した日のこと、もう一度話してほしい」
「えぇ?あの日のことは前話したことで全部ですけど……」
「んや、まだひとーつだけ残ってんだよね」
そう言われて、なにか言いそびれたことがあったっけと思いつつ逆に話してないとしてもなんで五条さんがそれを理解してるんだ?という気づいては行けないことに気がついて自分を脳内でビンタして、真人さんと会った時の報告書を部屋の隅に置かれた分厚いファイルから取り出した。
そうして書類に軽く目を通すもやっぱり言い忘れたことなんてないなと不思議に思っていれば、いつの間にかいつも通りの不審者目隠し姿に戻った五条さんがこちらににこりと笑いかけた。
「君が出会った呪詛師のことだ。名前、年齢性別、分からないなら見た目だけでも、Aなら報告はどんな細かいことでも忘れないはずなのにそこは頑なに伏せられてる。何が言いたいかってわかる?」
「……いや、分からないですね」
「じゃあ優しい僕が教えてあげる。君、呪詛師と繋がってるって疑われてる」
「やば」
「受け取り方が軽すぎない?」
そして納得した、そりゃ俺怪しいわな!と…
……
気が向けば続くし消すかも
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水泳進化人(プロフ) - 夢主君が結構ぶっ飛んでて好き!!!(小話)妹がなおやんの事を「色違いの愈史郎(鬼滅)」って言ってて咄嗟に「なおやんはポ○モンじゃねぇよ!」と言った思い出。呪術廻戦ってポケ○ン主人公(夏油)が弄られやすいよね。(デ○モンに関しては原作でもあるし) (2021年7月2日 7時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - ホッピア様(?)はなおやんが推しになったのかなー?本誌派にならない事をおすすめしやす、今なおやん本誌でヤバいから…(ネタバレみたいでごめん…)ちなみになおやんが幸せになれる二次創作はあるよ!!! (2021年7月2日 7時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
李皇 リオウ - オチョナンさん出てきて吹きましたwwもしかしてヴィエ知ってます?あ、更新頑張って下さい!めっちゃ面白いです! (2021年4月11日 21時) (レス) id: 254a08a1d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホッピア | 作成日時:2020年11月18日 9時