ただの高校教師【呪術廻戦】

教師 ページ26

まっさか！！話のネタが思いつかないからって無理やりごじょせんの話ぶっ込んだとかそんなわけないだろ！！(大嘘)
ちなみに酒飲みの話は京都校の子らと会ってからだいぶ過ぎた後のこと。その間に訓練はちゃんとしてる
.

「うぅー…頭痛い｣

五条さんと酒盛りした次の日、ガンガンと揺れる頭を抑えながら頭痛薬を探す。あまり飲んだとは思ってなかったけど意外と誰かと飲むのが楽しくていつもより飲んでたのかもしれない。反省しとこう。
時計を見ればまだ時間は5時、全然寝てないけど目が覚めてる。大人って体は限界なのに何故か睡眠時間は短いし寝ようとしても目が覚める、これもしかして不眠症？そんなわけあるか。

「…とりあえず着替えて訓練でもしとくか」

恵くん達がいつ起きているのかは知らないが部屋から出てくるのは量の食堂が空いた午前七時。それ迄暇だろうしきっと勉強でもしてるだろう。まあれっきとした大人の俺は勉強しなくても頭に入ってるから無問題である、それよりも戦うことに慣れなくては。
手短に着替えを済ませて部屋の扉を開ける、最近は呪具を使う戦い方に慣れろということで木刀を持って外に出た。

「外は冷えるなあ、上着持ってこればよかった」

凍りそう、夏だよね今。季節外れの雪でも降るんじゃないのこれ。そう思いながら刀を握って素振りを始めた。目指せるろうに〇心！


……


「おっ久しぶり虎杖〜」

「A！…ってなんか酒臭くない？」

「気の所為だよ」

あれから数時間後、急に五条さんが目の前に現れたと思った全然知らない室内に移動させられてた。初めての瞬間移動がこんな1秒にも満たない間で自分の知らない間に行われてしまうなんて悲しすぎない？というかSFならもう少し雰囲気出してくれよ。
その知らない部屋には先客が2人居た。

ん？2人？

こちらに駆け寄ってくる虎杖と、壁にもたれ掛かり腕を組む男性。パッと見30代に見える。痩せこけてるな…社会にもまれてそう(同類)な気配がするよ俺。というかその目に着けてるやつ何？オシャレ？呪術師って目を隠すのがアイデンティティなのかな…俺もパリピサングラス買おうかな。

「はいはい久しぶりの再会は置いといて、Aには事前に伝えたと思うけど今回の任務僕は引率できなくてね、でも安心して！信用出来る後輩を呼んだから」

「あ〜成程」

「脱サラ呪術師の七海君でーす」

「その言い方やめてください」

やはり社会にもまれた人じゃないか…！(歓喜)

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