ただの高校教師【呪術廻戦】

教師 ページ12

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「いますね呪い」

『嘘つきー！！』

え？居るのか呪い。全然わかんねーなと廃ビルらしき建物を見つめる。
廃ビルってだけで嫌な雰囲気のあるのは分かるが、それ以上でも以下でもない。やっぱり訓練しないと見えないもんなのかな。

「君たちがとこまでできるか知りたい」

とか言ってるけど五条さんカッコつけてるだけじゃね？違う？あ、そう…

……

「俺は行かなくてよかったの？」

「だってAまだ呪力が何か分かってないでしょ、さっきも言ったけど呪力のコントロールが出来ないと戦えないよ」

「成程ね」

そもそも何が何だかわからず入学する事になったわけだしコントロールとか出来るわけないよな…と思いつつ虎杖と釘崎が入っていった廃ビルを見つめる。
俺もいつか戦わなきゃいけねーのかなと思うとあんまりいい気はしないけどな、と思っていれば「お」という五条さんの声に反応して2人を見た。

2人とも空見上げてどうしたんですか？

2人と同じように目線を上にあげれば、廃ビルの壁がぐにゃ、と歪んだ。
え？歪んだ？？

「うわっ呪霊って壁貫通するの？」

「まあする個体もいるよね」

き、気持ち悪〜！！何あれ！前学校で見たやつと違うベクトルで気持ち悪い！！
廃ビルから出てきたモサァッとした藁みたいな呪霊は、落ちるんじゃねえかなとか思ってたら急に叫び出して棘が貫通して出てきてて…うっ、なんて言うかもうこれ年齢指定入ってもおかしくないんじゃないかな？？


「じゃあ、俺が送り届けてくるね」

「おっけー気を付けてね」

そう言って子供を抱き上げて大通りに歩き始める。五条さん曰く、人質がいると聞いて事前に連絡して人が待っててくれてるらしい。一応仕事できるんだ…(信じられない)

「ここまで来ればもう大丈夫、あとはこの人達に怪我がないか見てもらうだけだからね、帰り道は寄り道しない事！じゃあ、バイバイ」

そう言って子供を降ろして、後はよろしくお願いしますと頭を下げる。
子供は「ありがとう」と言って手を振ってくれたけど、俺なんかしたっけな？

多分虎杖と釘崎への伝言かな！！よし、戻ろ！

「戻ったよ」

「ビフテキ！」「シースー！！」

なにしてんのこの人達。


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思い出して書くと必ず字がぬけて短くなるからほんとに占ツクくんさぁ…保存したのに保存してない事になるのやめてくれよ

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