教師 ページ1
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俺は確かに昔から“そういうもの”を見る事があった。
それが何であろうと俺には関係ない事だったし、20数年生きてきて特に問題もない、一般的な人生をおくれているはずだ。
最近ちょっと道がそれて過去の黒歴史を掘り返してしまう事があったとしてもさして問題ない…はず。
だが、
「これは無理だろ…」
目の前に迫る驚異的なバケモンを見て平静を保ってられるほど、出来た人間でもない。
……
事の顛末はなんだったか、夜の学校を見回るという面倒くさい仕事を同僚に押し付けられ、懐中電灯ひとつで廊下を歩いていた時、微かにどこかの教室から声が聞こえたことだった。
嘘だろ、こんな時に幽霊なんて出るのかよ。
なんて思いつつも確認しない訳にはいかないので、勢いよく扉を開ける。
ガララッと大きな音を立てて空いた扉の先を見れば、見慣れた生徒が2人いて思わず驚愕した。
「何やってんだお前ら…」
「げっ、先生夜に学校なんているの…」
「当たり前だろ、こちとら徹夜でお前らのテストの点数つけたんだぞ教師舐めんじゃねえ。今日はここで徹夜だ」
「どこの時代の教師よ」
これがいつものように放課後ティータイムの時間の会話なら良かったんだが、ご生憎外は日の影もない。
仕方ないなと深い溜息をつきつつ生徒2人…佐々木と井口を見ながらどう報告するかを考えた。
俺は一応こいつら心霊現象研究部の顧問(仮)だし、部活としての活動なら俺の報告ミスで片付けられるが。
「というかお前らこんな所で何してんだ」
「コレ、外そうと思ってね！」
「…なんだそれ？」
明るい声で何かを掲げる佐々木の手元にあったのは札のようなものでぐるぐるに巻にされた物。見ただけで明らかにヤバい代物のそれを外すって言うんだからとんだバカだ。
「やめとけやめとけ、大体こんなところですんじゃねーよ。呪われでもしたらどーする」
「そんなこと起こるわけないじゃない」
「まぁ、確証はないけどな」
「ちょっと井口までそんな事言う！？」
そう言いつつも佐々木の手は止まらない。
取れない、取れないと苦言しつつ必死な彼女に俺はあまり強く言うことが出来なかった。
“そういうもの”が近づく気配がするのは気づいてた。
けど、何の害もないと思っていたから見知らぬ振りをした。
馬鹿だなぁ、見えざるものが見えている時点で害あるものだというのに。
ソレ、はいとも容易く取れた。
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水泳進化人(プロフ) - 夢主君が結構ぶっ飛んでて好き！！！（小話）妹がなおやんの事を「色違いの愈史郎（鬼滅）」って言ってて咄嗟に「なおやんはポ○モンじゃねぇよ！」と言った思い出。呪術廻戦ってポケ○ン主人公（夏油）が弄られやすいよね。（デ○モンに関しては原作でもあるし） (2021年7月2日 7時) (
レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - ホッピア様（？）はなおやんが推しになったのかなー？本誌派にならない事をおすすめしやす、今なおやん本誌でヤバいから…（ネタバレみたいでごめん…）ちなみになおやんが幸せになれる二次創作はあるよ！！！ (2021年7月2日 7時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
李皇 ﾘｵｳ - オチョナンさん出てきて吹きましたwwもしかしてヴィエ知ってます？あ、更新頑張って下さい！めっちゃ面白いです！ (2021年4月11日 21時) (レス) id: 254a08a1d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホッピア | 作成日時：2020年11月18日 9時
