実況者短編集 (ページ9)

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林檎花火とソーダの海(スマイル) ページ9

愉快さ愉快雪駄を履いて、夜が来る。お祭り騒ぎ跳び跳ねる猫。ウサギの顔した的当て屋。
ゲラゲラ笑う君は血のようなジュースを飲んで、並ぶ行列は、氷売り
平和につつまった夏祭り。

世界中に暴力が、溢れ返った。それが当たり前の用に、月夜は回る。

ときにはこんな噂もある。
いじめたもん勝。こんなのおかしいよ！なんて誰も言わない

誰かの涙でできたようなソーダを飲んで
スマイル「笑える用な大人になりたくないな…」
大きく手を叩く俺の足元で、誰もちかずかない用に

愉快さ愉快雪駄を履いて、夜が来る。笑顔を知らないみなしご少女躓いて転んだ。
ゲラゲラ笑う君は血のようなジュースを飲んで、
差しのべる手には必ず毒を持つ
これが現実だぜ高笑い。

もしも俺が愛を歌えたら、人気者になれたかな、見返せたのかな…
人生で間違えたら、俺の明日なんてバラバラで終わり
この世にぶら下げられた、糸くじ引きは99が地獄で、一つを奪いあうんだ。
大きく手を叩く俺の足元で、誰もちかずかない用に

いじめられる用になってから傷ついたふりばかり上手くなる…
いじる側、いじめを見てみぬふりをする人や、俺の夢をバカにする大人が居るんだよ…
俺らは…俺らは…そんな愛しかないんだ。
スマイル「だから、俺らが生きてる意味あるの…？」

悲しいお話ばかり生まれた訳を、俺は知らないふりして生きてき
大きく手を叩く俺の足元は、俺だけにあるべき物

誰かの涙でできたようなソーダを飲んで
スマイル「笑える用な大人になりたくないな…」

大きく手を叩く俺の足元で、誰もちかずかない用に
もう絶対に、誰も信じない用に…