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syp side
ロボロさんから、インカムでAさんの前の部屋に集合と言われたので、向かった。
俺が行くと、意外にも俺以外の全員がもう集まっていた。
syp「すいません。遅くなりました。」
俺が一番遅かったのには変わりないので、きちんと謝る。
rb「大丈夫やで、ショッピ君。
インカムで聞こえたんやけど、訓練中やったやろ。」
心が無いはずのロボロさんの俺をカバーする発言に驚きつつも、
ポーカーフェイスをキープする。
gr「全員揃ったな。
じゃあ、行くか。」
なぜか、ラスボスへと向かう勇者一向みたいな雰囲気を醸し出しながら叩くAの扉。
ｺﾝｺﾝｺﾝ
gr「A、居るか？」
その問いに返事はなく、あるのはただの沈黙ばかり。
rb「あれ、おかしいな。監視カメラ見たときは居ったんやけど・・・」
ロボロさん、人の行動監視してたんですか。
ちょっと気持ち悪いですね。
kn「A出てこおへんな。」
珍しく、うるさくないコネシマさんの言葉に頷くワイら。
ロボロさんがああ言うんなら、この部屋に居るんは確実やと思うんやけどなぁ・・・
sha「ロボロ、インカムってもう渡してたっけ？」
なるほど。
もしかしたら、ワイらがここに集まる前にこの城のどこかに出掛けた可能性。
それやったら、ここで声を大きくして呼ぶより、インカム使うてどこ居るか聞いた方が早い。
でも、さっき色言うてたよな？
もしかして、シャオさんそれすら知らんの？
tn「いやいや、シャオロン。何言うてんねん。
さっき、A色言うたやん。まだ会ってもないのに、渡せるわけないやろ？」
sha「あ、せやったwwごめんごめん。
頭から抜け落ちとったわ。」
シャオさん、幹部やのについさっきのこと忘れるって大丈夫か？
syp「で、どうします？
インカムも無い、扉叩いても出ないって八方塞がりじゃないですか。」
本当にどうしたらええんやろ。
zm「あ、じゃあ、俺が中見てこよか？
ダクトこの部屋にもあるし。」
ああ、その手がありましたね、ゾムさん。
tn「え、ええんか？勝手に人の部屋入って・・・」
バレなきゃいいでしょ。多分。
zm「大丈夫大丈夫！！バレなきゃええから！」
ゾムさんと同じ考えやったんやけど・・・
rb「まぁ、しゃあないやろ。
じゃあ、ゾム、頼んでええか？」
やっぱ、ロボロさんって心無いですよね。
安心しました。
156→←作者より（お話には関係ありません）１２月３１日追記
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モカ(プロフ) - 初コメ失礼します。とっても好みでした!ゆっくりで良いので、ぜひこのお話を完結させてください!応援してしています (2022年4月8日 1時) (
レス) @page38 id: d40618a501 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - トマトさん» ありがとう!!そうなの、自分も変わらないなー。って思った。とりあえず、執筆しないと( ＞Д＜；) (2021年1月4日 18時) (レス) id: cc741509a5 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 速攻でお気に入り作者登録したぜ！ (2021年1月4日 16時) (レス) id: b8583e168a (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 名前はハクになったのに作者名はキキルのままなのが草(あけおめことよろ！) (2021年1月4日 16時) (レス) id: b8583e168a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 鮭鍋eVentさん» ありがとう!! (2021年1月4日 15時) (レス) id: cc741509a5 (このIDを非表示/違反報告)
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