【d!】こいつ、絶対心無いやろ！【軍パロ】【男主】 (ページ14)

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rb side
ｺﾝｺﾝｺﾝ

『誰かー、いますかー？』

誰や？聞いたことない声やな。新しく入ったメイドか？

rb「誰や？」

『ギルですー。失礼しますー。』

は！？許可出してないやろ、まだ！

rb「ちょ、許可出しとらんのやけど！って、誰や、お前？」

メイドの恰好してないし、こんなやつが来るなんて、俺聞いてないぞ。
もしかして、観光客か？一応、弓構えとくか。

『誰やお前って・・・ギルってちゃんと名乗ったんだけど・・・』

ん？こいつ、ナイフ隠し持ってるやろ！光反射したぞ、少しやけどな！俺、じゃなかったら絶対気付いてなかったやろ！
ん？てか、こいつ狂狼じゃね？あの、特徴的なマスク。絶対そうやろ！

rb「お前、絶対ここのもんじゃないやろ。だって、その姿、暗殺者の狂狼やんか。ここまで来て、情報でも持ってくん？」
『あー、ちゃいますよー。暗殺者狂狼とかじゃないですー。観光しに来ましたー。ちなみに、鬱ってやつ、どこいるか分かりますー？』

は！？こいつ何言ってるん？観光客ってこと、自分からバラしたし・・・
鬱の場所聞いてくるし・・・知ってても、教えるわけないけどな！

rb「知っとっても、教えるわけないやろ、観光客なんかに！」

とりま、幹部全員に報告して、こっち来てもらうか。狂狼相手やと、一人は厳しいからな。

rb「こちら、ロボロ。今すぐ、情報管理室に来てほしい。観光客や。」
zm＜あー、ロボロすまん。それ、多分俺らが取り逃がしたやつや。狂狼やろ？＞
rb「はー！？何、取り逃がしてるん！しかも、何で報告してくれんかったん！？」

zm＜いやー、ほんますまん。トントンと一緒に戦ってたんやけど・・・あいつが俺の投げナイフ、素手で、キャッチしやもんやから、俺もトントンも驚いて固まってしもた・・・ほんますまん。＞
kn＜素手で！？ゾムの投げナイフを！？え・・・＞

tn＜せや。素手で掴みおった。しかも、その前はゾムの投げナイフを自分の投げナイフで相殺しおったで。＞
sha＜投げナイフを投げナイフで相殺！？№１の称号は嘘やなかってんな・・・＞

え、待って、こいつ、ナイフ磨き始めたんやけど・・・

rb「な、なあ。」
ut＜どうした、ロボロ。今、そっち向かってるで？＞
rb「あ、うん。それはいいんやけど・・・
目の前に狂狼がおるんやけどな？

そいつが今、何しよるか、分かるやつおる？」

os＜え、何言ってんの、ロボロ？＞

rb「今な？目の前で武器磨いてるんよ、こいつ。」

全ーrb/主＜え？＞