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題名思いつかなかった・・・。(自省してね〜。) ページ14

ないこside


生放送後――。


子供組は出かけに行き、いれいすハウスには俺とアニキだけが残った。


アニキは今回欠席したif関係で話があるようだ。


ないこ「で、知らない奴が出て切られたと」


悠佑「おん、それでりうらが怒っとんねん。」


ないこ「う〜ん、、どうしようか。りうらのことがなくてもアイツには聞かなきゃいけないことができちゃったからね・・・。」


その電話に出たっていう人物・・・、最悪俺らのリアルの姿を知っててもおかしくない。


晒されでもしたら炎上モノだ。


悠佑「でも次いつ来るかも言われへんかったし・・・。」


ないこ「もうこっちから連絡するしかなくない?」


俺はため息を吐き、ポケットからスマホを取り出した。


悠佑「今回は早よ出たら楽やねんけど・・・。」


prrrr prrrr プツッ


『は〜い、もしも〜し。』


体調不良と聞いていたのに思ったより呑気な声が聞こえてつい眉を寄せる。


ないこ「・・・・。」


『ん〜?誰だろ・・・。あ〜、ちょうど良かった〜。』


ないこ「何が?」


いつものように貶さない俺に訝しげな声で応答するif。


『いきなり休んでごめんなさい。結局自分の口では言わなかったし〜。』


ないこ「代わりに出た人が居たみたいだけど。それ誰」


先程まで何処か堅かったものの、のほほんとした空気感を捨てなかったifの雰囲気が変わった。


『うわ〜。僕のプライベートの話でしょ、それ。』


軽蔑した、とでもいう風に引き気味の声を出すifは、少しだけ怒っているようだった。


ないこ「if身バレしてるんだったら報告ぐらいしたらどう?」


『別にリスナーさんじゃあるまい、し・・・。あれ?』


つっけんどんな対応をしていたifの声が急に素っ頓狂に聞こえた。


『一応リスナーさんではあるな〜・・・。ぅぐぐ・・・。』


ないこ「だったら、」


声を荒げようとしたそのとき。


?「由依〜!早く早く! 。*✧ヾ(。>ㇸ<。)ノ゙✧*。」
?「ちょ、由依今電話中だから!」
?「斗玖、蓮!でかい声で名前呼んだらいけんと言うたろ!」


一気に騒がしくなった電話口でifが慌てて叫んだ。


『ちょちょ!空也くんもだからね!ないこ、ちょっと後日ちゃんと説明しに行くから今日はこんなとこで失礼〜。』


そう捲し立てるとこちらに喋る隙さえ与えずに電話が切れてしまった。


ないこ「一旦ifの本名が由依ってことは分かった。」


悠佑「ifの一個前に叫んだん電話出た奴やわ。」


今のが・・・。

『よ〜し、いれい げふんげふん!行ってくるか〜。』(こんなんやったらそのうち全員にバレそうじゃのー。)→←『なにやってんの、空也くんバレちゃうじゃんか〜。』(すまんすまん。つい)



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作者名:葉瀬@占ツクこみゅ以外停止 | 作成日時:2023年6月30日 11時

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