東リベメンバーとラインしよ。

▽ ページ9

場地side



「ﾁｯ、クソ」



何で学校来ねぇんだよ。
アイツサボりとかしねぇのに。
やっぱりオレのせいなのか？



とりあえずラインしとくか



場地A?学校来ねぇのか?



既読がついた！
良かった、見てくれたんだな。




Aうん




あ？いつもより素っ気ない。



場地なんかあったのか?



どうしたんだ？アイツ。



A場地のせいじゃん



は？オレなんもしてねぇぞ？



場地オレが何したんだよ



そうだ、オレは何もしてねぇ。



Aもういい。場地なんて嫌い



意味わかんねぇ。
もういいわ。









Aside



「送っちゃった♪」



『んーん！』



「何？聞こえない」



『んー！んんーん！』



助けて、



場地



(さかのぼること数日)



『ｸﾞｽｯ』



「何で泣いてるの？



もしかして、







彼氏と何かあった？」



ニヤっと笑った彼に
抵抗する間もなく捕まった。



監'禁されたまま
場所もわからない。



スマホも取られた。



もう



死んじゃうのかもしれない。



助けて。



助けてよ、、、



場地。



涙は口を押さえるガムテープをつたって



私の口に入ってきた。



怖くて味も分からない。



暗闇の中で縮こまった。

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