東リベメンバーとラインしよ。

▽ ページ7

『けーすけ？珍しいね！』



「ウッセェ」



『ふふ、ごめんって！』



すねてんの？とオレの頬をつつくA
やっぱり嘘じゃねーの、あの噂。



「なぁA」



『ん？どした？』



こいつは嘘なんかつけねぇし。
オレはきっと思い通りの答えが返ってくると思ってた。



けど



「お前って誰かと付き合ってんの？」



そう言うとあからさまにビクつくA
あ？んだよその反応、、、



『な、何で急に？』



「クラスの奴らが話してた」



『、、、』



「で、結局どうなんだよ」



『、、、る』



「あ？」



『私、帰る』



そう言うAは自分の荷物を持って
ガタッと立ち上がった。



『じゃーね。』



「っ、はぁ？」



逃げるように歩き出すAの腕を
ガッと掴んでこっちを向かせる。



『っ、、、』



「、お前」



『離して。』



Aはオレの手を振り切って
足早に図書館から出ていった。









Aは泣いていた。




次の日学校に行くとAはいなかった。
いつもはオレより早く来てて、



『けーすけ、おはよー！』



『勉強したぁ？本当かぁ？』



そんな風に明るく声をかけて来るのに。



何なんだよ。あいつ

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