致命的 (*) ページ6
「……なんだ、いいものが見れたな」
え？
「っ！！ ーーーっ！ 」
目の前の子供は体を強ばらせた。
そりゃ初対面の違う種族(しかも大人)にいきなりそんなこと言われたら当たり前だ。
そうだ、"100年振り”だ。上手く話すのは難しいんだ。
でもなんとか取り繕いたい。
「 ……(そこは危ないから)おいで。
(あとお腹すいてない？ )ちょうど今魚が焼けた。
…………(魔界だから)冷たくて、寒かっただろう。
(暖あるし)温もりをくれてやる。
(疲れてるんなら)休め」
＿＿深々合掌(しんしんがっしょう)した＿＿
なに言ってダァテメェｯ？？？！！！
ハァ？？？！！
なんで下心透け透けの誘拐犯のセリフ登場しちゃってんだよ馬鹿野郎！！
確かにめちゃくちゃプリティーフェイスのショタだけど！！ 自重しろよコミュ障！！
消沈のあまり静かに目を瞑った。あぁ、確定している。未来は黒歴史に悶えるんだ。嵐の後のように閑静になった心の中で、自分にもう一度手を合わせた。
あぁなんでこんなことになってしま
＿＿てとてとてと＿＿チラッ＿＿
「…………」 じっ
てとてと＿＿チラッチラッ
＿＿＿＿ピタッ
「…………」 きゅぅ
＿＿＿＿ｼﾞｯ
▼ 目の前の 美ショタが 一緒に焼き魚を食べたそうに こちらを見ている ！
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ノルン(プロフ) - 面白い…好きです！更新待ってます！！ (2021年8月27日 21時) (
レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかな | 作成日時：2021年8月12日 21時
