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解約の儀 ページ14

名取「本当に良いんだね?」


愛莉「はい。お願いします」



後日、愛莉は夏目と名取に解約の儀を行うことを頼んだ。


夏目「わかった。」

陣を描き、そこに愛莉の妖怪を連れてくる

茜「・・・愛莉」

茜たちは愛莉を見つめていた。そして思い出す、初めて会った時のことを

茜『ふざけんな!なんで俺がガキの面倒なんて』

雪『でも、なんだか可愛いよ』

初めは連れてこられて集められた妖怪たち
自分たちの子供の面倒を見ろと、そういう契約を赤ん坊ながら愛莉の血を使って契約を結んだ彼女の両親たち。それに逆らえば、または愛莉のみになにかが起これば自分たちは死よりもつらい罰が施される
自分たちも命が惜しかった

茜『うげ!?このガキ、しょんべんたれやがった』

雪『お前は赤子の面倒をみたことがないのねぇ?』

茜『うるせぇチビ妖怪!!食っちまうぞ!!』

言葉を話せるようになったころ、愛莉は妖怪たちに名前を付けた

愛莉『名前はないの?』

茜『…俺たちはみなしごだ。名前なんていらねぇ』

愛莉『でも妖怪さん。。そんなの悲しいよ?』

茜『あ?おいガキ、寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞ』

愛莉は名前を呼びあうことは暖かいといった
当時三歳、両親は他界し曾祖母の家で世話になっていた
そして曾祖母と考えたのだ

愛莉『茜。雪』

茜『あ?』

愛莉『そうよびましょうね!』

茜『・・・』

雪『茜!雪!!うふふ!!』

四つになったころ、移牒を連れ帰ってきた
初めてあったころはとても弱い存在であった移牒。毛玉のように小さかった

茜『なんでもかんでも拾ってくんじゃねぇ!!!』

愛莉『移牒拾いしてたら鴉さんにいじめられてたの』

移牒『あ・・・あぁ・・・』

____

茜「お願いいたす。。夏目殿。」

雪「あーぁ。。最初はいやいやだったのにねー本当、愛莉なんて食べちゃおうと思ってたのにー」

移牒「愛莉・・・愛莉・・”またね”」

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夢蜂(プロフ) - 本当にありそうなお話でじーんときました!素敵なお話をありがとうございます! (2020年5月12日 16時) (レス) id: 269f71c012 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - レイナさん» おっけーてす!! (2018年6月16日 16時) (レス) id: 8a27a3c471 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - ありがとうございます!!題名は、水月御鈴奏てす!! (2018年6月16日 16時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - レイナさん» 全然良いですよー、私で良ければ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 8a27a3c471 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - もし、それがOKでしたら題名教えますので!! (2018年6月16日 15時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶々丸* x他1人 | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru  
作成日時:2018年5月4日 23時

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