妖怪が見えなくなってしまった最年少祓い屋少女＜夏目友人帳＞ (ページ10)

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お久し振りですページ10

翌日、休日ともあって暇なのであったのだが、そこでインターホンが鳴った。

ピーンポーン

出てみると、見たことのあるキラキラフェイスの男がいる

名取「やぁ、愛莉ちゃん元気にしてたかい？」

だがしかし、玄関の扉をしめた
ハズなのだが、名取は玄関の扉が閉まる寸前で足を引っ掻けた。これでは完全に閉めれない
それから攻防戦が始まる

愛莉「…っいい大人が、なにやってるんですか・・っはなせ…っ！」

名取「ひどいな愛莉ちゃん…っ、いいから開けてくれないかな・・？鍵をなくしたんだ
力強いなきみ！？」

このままでは扉が壊れてしまう。そもそも鍵をなくしたとはどういうことだ
名取はこれでも超人気俳優、こんなところ記者に見られると後々面倒だ

愛莉「？」

急に静かになった。
やっと変装しに帰ったのかと落ち着きリビングに戻る
すると庭からだっだっだっだっと足音が聞こえ、そちらを見る

名取「ばぁ！！！」

愛莉「うわ！！？びっくりした！！？」

これでもいい大人である

＿＿＿＿＿

愛莉「どうしてここに…？ほんとどうしたんですか」

名取「いやぁ…。この近くで仕事があってねぇ」

愛莉「そうなんですね。お疲れ様です」

名取「一週間ほど滞在したいんだ。二階の部屋を借りるよ」

愛莉「あ、はい」

階段をのぼろうとしたところをピタッと止まった名取さん。
そのまま此方を向いてとうた

名取「やっぱり……見えないのかい？」

愛莉「………………はい」

名取「……そうだ、もし君が解約の儀を望んでいるのなら、とある少年に頼んでみるかい？」

愛莉「とある少年……？」

名取「そう、彼はとても優秀で、力の強い子なんだ」

愛莉「力の………強い……」