ヒューマンバグ大学 短編集＆反応編 0

夢主『私.....実は妖怪なの』 ページ36

※反応集です。
※天羽組と株式会社モーリーは雪女、京極組と羅威刃は川姫、獅子王組と天王寺組は玉藻前(たまものまえ)、拷問チームは絡新婦(じょろうぐも)です。

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阿久津


｢お前.....そうだったのか｣
『黙ってて、ごめんなさい。』


『もう、敏郎の前には現れないから....』と言われてしまった阿久津さんはAさんが妖怪でも、【絶対に離すものか】と心に思い


｢たとえ妖怪でも、俺はお前をずっと愛す.....って、おっさんが何言ってんだが....ハハッ｣


下を向き恥ずかしそうに笑う阿久津さんがAさんの顔を確認したら


『っ....嬉しいです、敏郎さん』


泣きかけているAさんが、阿久津さんに笑顔を見せていた。そして、阿久津さんはその涙を見てもっと愛すことを誓った。



野田


｢ほぉん.....ずっと、黙っとったんかいな｣
『....ごめんなさい。』


大事な事を話してくれず、少しの怒りを見せる野田さん。その怒りを感じたAさんは、別の考えにしてしまったのか


『ご、ご安心を、私はもう....一さんの所には帰りま』
｢黙れフールガール.....離れる事は許さんぞ....｣


Aさんが言い終わるまで待てなかった野田さんは、Aさんを抱きして少し震えた声でそう伝えた。
その声を聞いたAさんは


『.....ありがとうございます。』


野田さんに最高の笑顔を見せていた。



矢部


｢そうだったのか....｣


雪女と知られた矢部さんは、責めることもせず怒ることもせず静かにAさんを見ていた。


『ごめんなさい....嫌ですよね....』
｢いいや？俺はずっとAと居たいと思っている。｣

｢そして、矢部的にも.....Aを幸せにしたいと思っている。｣


そういい、Aさんの頭を撫で優しく抱きしめました。自分から秘密を言ってくれたことを、嬉しく思っていた矢部さん。
その雰囲気を感じとったAさんは


『....こ、これからも、一緒に....いてくれますか？』


と、静かにいい。矢部さんは甘い顔をして


｢もちろんだ、離す気は無いぞ｣


そう言い、Aさんの唇に口付けをしました。

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