ヒューマンバグ大学 短編集＆反応編 0

結果 ※ヤンデレ 匂わせ 鵺兄 ページ34

※急に匂わせあります。

A視点


『んんっ....んっ....ｯ....』
｢ﾚﾛ.....ん....ｯｯ！｣

『ふーっ.....ふーっ.....』
｢....舌を噛むとは、まだ抵抗はするのか｣

｢....まあ良い、すぐに戻る。｣


.....雷家として今すぐにでも鵺を倒したい.....たが立場が下ならば下手には出れない。まだ.....まだ、相手を油断させないと。

軽い抵抗は続けて、地道に脱出方法を.....あら？


『？.....カギ？』


.....！

もしかしたら....今出れる.....？


『ｯｯ！は、はやく！出ないと！』


慌ただしくカギを取り、扉の方に行った。鵺がいたら危ないと思ったが、幸運にも鵺はいなかった。私は出口の方へと向かい、お兄様の所.....！！


『え.....な、なん....で....』
｢やはり脱走しようとしたな.....戻るぞ｣

『そ、んな....だって.....カギが！』
｢それはワザとだ、戻るぞ｣

｢今回は前と甘くは無い、“俺”は本気だ｣
『っ....この！』


隠し持っていたクナイで鵺に襲いかかったが、力の差で負けてしまい今度は首を軽く掴まれてしまった。


｢はぁ....早く戻るぞ｣
｢早くしなければ、栄角様が起きてしまう。｣

『なっ.....やだ....お兄様....ｯ』


お兄様....紫電様、申し訳ありません.....っ

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