ヒューマンバグ大学 短編集＆反応編 0

抱きしめる人は ※ヤンデレ オリオン ページ30

A視点


ｶﾞﾁｬ


オリオン｢....どうだ？飯は美味いか？｣
『.....』
オリオン｢って、食ってねぇのかよ...食べろよ〜。｣

『....食べたくありません、いりません。』


どうしてこの人は、私のお世話をしたがるのか.....やっぱり逃がしたくないのですね.....
首輪を掛けられ、鍵も閉められ、逃げる手段など与えられないようにしている。


オリオン｢ったく、なんも入れてないのに、勿体ないなぁ〜｣
『だったら、作らなければいいのですよ、分からないのです？』
オリオン｢おいおい皮肉だなぁ....俺はそろそろ仕事に行くとしよう。｣

オリオン｢そうだ、今度俺の娘に会わせるぞ〜。｣
『！？.....なｯ、絶対会いません！！会いたくありません！！』
オリオン｢一目見たら絶対気にいるぞ〜！じゃあ、いってきまーす｣


そう言って仕事に行ってしまった。どうしましょう、娘さんと会う前に何とか逃げないと。


ｺﾝｺﾝｺﾝｯ


『？....なんでしょう、忘れ物ですか？』


....ﾄﾞｶｯ!!!!


『っひゃあ！？』
瓜生｢A！大丈夫か！？｣
『う、瓜生さん！？』

『ど、どうやって、オリオンは！？』
瓜生｢ずっと張り込んでたから、出でった直ぐに来た！｣
『｢張り込んでたから｣？、どうしてここがわかったんです？！』


瓜生さんが助けに来てビックリした、それと同時に安心して顔が緩んでしまう。それとオリオンについて話さないといけないものが......！


瓜生｢とりあえず早くここから逃げねぇとな｣ﾋｮｲ
『っえ、え！！////』
瓜生｢早く行こーぜ。｣

瓜生｢“お姫様”｣
『....瓜生さん！わざとやってますか？/////』
瓜生｢さぁ？なんのことかな〜？｣

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