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私がハイヒールを履いた時、ガヤガヤと人の話し声がして。
相良派の下っ端くん達がぞろぞろと入って来た。
「おう、A。」
「怪我はねぇか？」
心配してくれるなんて、優しいじゃん。
「うん、大丈夫。じゃあ、帰るね。」
私、外に出ようとしたけど、狭い玄関に男子が5人。ゾロゾロと入って来たので、出られない。
「まあまあ、A。そんなに急いで帰らなくてもいいじゃん。」
私、みんなに押し返されて、また部屋の中に戻って来ちゃった。
暗がりで転がる相良くんを見て、リーゼントくんが、
「転がった自分の男置いて帰るとか、Aお前鬼かよ。」
と、呆れて言った。
「俺の女がそんな事したら、まじひくわ。」
「最悪だな。」
なんか私、みんなから批判の嵐。
「だから、私。相良くんの女じゃないって。あんな事されたし。」
私、口を尖らせて言い返す。
「それはお前がまだ相良さんの事、よく知らねぇーからじゃねぇ？」
「…よく知っていたって、あんな事する人、嫌。」
私、言い返すけど。
みんなニヤニヤしながら聞いている。
なんなの、そのニヤニヤ。
その時、私はみんなの笑みの意味を、深く考えれば良かった。
「まあまあ！Aそこ座れよ。」
まだ床にのびている相良くんの横に、座らされる。
そして、1人が私の後ろに回り込んだと思ったら。
ーーガチャ。
手首に、冷たい物があたった。
「何これ？」
私、見ると。
右の手首に、銀色のブレスレット？
ん？
違うぞ。これって！これって！
もしかして！
手錠ーー！
なんでこんな物持っているの！
じゃなくて。なんで私にはめるの！
「ちょっ、ちょっと！」
後ろにいた下っ端くん。
手錠のもう片方を。
ーー寝ている相良くんの、
左の手首にかけた。
「どういうつもり！！」
「いや、こうすればよぉ。もっと相良さんの事、知れるじゃん。」
「はあっ？」
「A逃げると面倒くさいんだよ。相良さん、機嫌悪くなるからさ。俺なんてあの後、腹パンされたんだぜ？」
と、サングラスくん。
あ、その節はすいませんでした。
サングラスは無事だったみたいで、よかった。
「相良さん、喜ぶぜぇ〜」
「それか、逆にボコボコにされるかもな？」
「こんな物つけやがってってよぉ。ワッパつけてボコボコとか、まじ最悪な！」
下っ端くん達、楽しそうに笑いながら、玄関に向かって歩き出す。
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ahirusansan(プロフ) - 良ちゃんさん» 待っていてくれたなんてー！嬉しい！頑張ります＾＾ (2019年2月14日 12時) (
レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - 更新まってましたー！相良くんの嫉妬ぶりが可愛いすぎる (2019年2月12日 8時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - まっぴさん» 何をされているんでしょうね・・きっと相良くんが予想出来ないくらいの、大人なあんな事やこんな事ですね笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - tsukika050101さん» ふっふっふ。暗闇で何をされているんでしょうね・・笑 ご想像にお任せします笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
まっぴ - せんせー何してるのか気になるー！！！ (2019年1月30日 12時) (レス) id: 3a7b5709d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ahirusansan | 作成日時：2019年1月7日 16時
