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「ねぇ、なんで私の事追いかけるのよ？私、なんかした？」
「お前が逃げるからだろ。」
相良くんの手が、私の髪をかきあげ。それから長い髪をゆっくりと撫で始めた。
なんか調子狂うなぁ。ドキドキしちゃうじゃん。
私、思わず体を固くしてしまう。
すると、
「…俺のこと、嫌か？」
と、私の顔色を見る相良くん。
覗き込むような、その表情。なんというか。
なんか不安定で、壊れちゃいそうなほど、繊細。そして、怖いくらい美しかった。
「嫌とかじゃないけど…。」
あまり優しくしないで欲しい。
「じゃあ、なんなんだよ。」
「…相良くんこそ、なんなのよ。」
相良くん、私の髪を撫でながら、優しい目で私を見る。
そんな目で見ないでよ。
相良くん、返事をするかわりに。
静かに私の首に顔をうずめて、首筋にキスをして来た。
1回、2回、反対側の首に3回…。
唇が柔らかい。
心臓が止まりそう。
やめてよ。好きになっちゃうじゃん。
もう。ここにいちゃいけない。そう思った。
私、私の首に優しくキスをする相良くんをグイッと押して、体から離した。
相良くん、驚いた顔。
「私、帰るね。」
私、相良くんを睨むと、踵を返し、扉の方に歩いた。
カツン、カツンー。
私のハイヒールの音だけが、病室に響いた。
扉のガラスには、扉に耳をつけて盗み聞きをしている下っ端くん達の影が見える。
オイオイ。
全く。
相良くん、ニヤニヤしているかな。「冗談だよ、本気にすんなよババア」なんて言うかな。
私、後ろを振り返った。
すると、そこには。
どす黒いオーラを背中にまとった狂犬がいたーー。
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ahirusansan(プロフ) - 良ちゃんさん» 待っていてくれたなんてー！嬉しい！頑張ります＾＾ (2019年2月14日 12時) (
レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - 更新まってましたー！相良くんの嫉妬ぶりが可愛いすぎる (2019年2月12日 8時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - まっぴさん» 何をされているんでしょうね・・きっと相良くんが予想出来ないくらいの、大人なあんな事やこんな事ですね笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - tsukika050101さん» ふっふっふ。暗闇で何をされているんでしょうね・・笑 ご想像にお任せします笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
まっぴ - せんせー何してるのか気になるー！！！ (2019年1月30日 12時) (レス) id: 3a7b5709d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ahirusansan | 作成日時：2019年1月7日 16時
