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片桐くーん。
余計な事言わないでよーー。
「で、なーにが2人だけの秘密なの〜？」
相良くん、腕をブラブラさせながら、ビビる私の周りを歩く。
おかげで絡まれてるじゃーん。
「教えてよ〜。Aせんせー。」
と、急に顔を近づけて来る。
私の鼻先、5cmくらいの距離。
近い、近い。
いい香りがして、ドキドキした。
相良くん、ヘラヘラしているけど、目が笑っていない。
怖い。
「あのね、誰にも言わないって約束したから〜」
私もヘラヘラしてごまかす。
「サトシの顔なんて触っちゃってよぉ。テメエらいつからそういう関係だ？」
「そういう関係じゃないし。」
片桐くん、好きな人いるし。
でも、言えないのが辛い。
「へぇ〜…あっそう。」
相良くん、目がすわっている。
なんか嫌なこと考えてそう…。
嫌だな嫌だな〜怖いな怖いな〜。
「じゃあ、私。用事あるから！」
「…サトシとデートか？」
「違うわ！ショッピングなの！じゃ！」
私、チャッと敬礼をすると、ダッシュでその場を走り去った。
で、金物屋なう。
…なんだけど、なぜかここに片桐くんがいる。
「なんでいるの？」
「…いちゃ悪いか？」
片桐くん、刃物の辺りを物色している。
「ねぇ、物騒な物見ているじゃない。なんに使うの？喧嘩？」
私が言うと、片桐くんチラッと私を見てから、無視した。
無視すんのかい。
絡んで来る奴やら、無視する奴やら。
やりたい放題だな。
全く。
私も片桐くんを無視して、手錠を切れそうな物を探す。
あ、棚の上にあるノコギリ、大きくて良さそう。
私、背伸びして取ろうとするけど、手が届かない。
えっと…踏み台でも借りようかな。
私、キョロキョロしていると。
「ほらよ。」
いつのまにか片桐くんが横にいて、棚の上から私の欲しいノコギリを取って、渡してくれた。
「…ありがとう。」
背の高い男子に取ってもらうとか。
キュンキュンするシチュエーションだな、これ。
私、手首の手錠に、取ってもらったノコギリを合わせる。
あ、デカすぎか。
これじゃ、手首まで切っちゃう。
どれだといいんだろ…。
私、悩む。
「ありがとうございました〜」
片桐くん、買い物終えたみたい。
お店の袋を持って、お会計から帰って来た。
そして、
「A、行くぞ。」
と、金物屋を出て行く。
「私、まだ…」
「いいから来いよ。」
私、まだ買い物終わってないんだけど、片桐くんに押し切られて。
一緒に店を出た。
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ahirusansan(プロフ) - 良ちゃんさん» 待っていてくれたなんてー！嬉しい！頑張ります＾＾ (2019年2月14日 12時) (
レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - 更新まってましたー！相良くんの嫉妬ぶりが可愛いすぎる (2019年2月12日 8時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - まっぴさん» 何をされているんでしょうね・・きっと相良くんが予想出来ないくらいの、大人なあんな事やこんな事ですね笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - tsukika050101さん» ふっふっふ。暗闇で何をされているんでしょうね・・笑 ご想像にお任せします笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
まっぴ - せんせー何してるのか気になるー！！！ (2019年1月30日 12時) (レス) id: 3a7b5709d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ahirusansan | 作成日時：2019年1月7日 16時
