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「落ち着いて！」
私、相良くんの足にしがみつく。
「ごめん！からかって！！」
私、さすがに反省。
ただでさえ衝動的に動く相良くんだから。こんなにからかったら、暴れ出すのは当たり前なのに。
『うるせー静かにしろー！』
窓の外から隣人の怒りの声が聞こえてきた。
そりゃそうだよ、こんな夜中に壁蹴るなんて、近所迷惑すぎる。
「うっせーよっ！クソがッ！」
相良くん、立ち上がり、玄関に向かおうとして、私も引っ張られる。
「どこ行くの？」
「隣のクソジジイ、ぶん殴って来る！！」
ええー！こんな時間に！
しかも、私も、もれなく行かなくちゃいけないじゃない！
絶対嫌だ！
「相良くん、やめておこう！ね？」
私、必死に相良くんの前に立ちはだかる。
「どけよ！俺のこのイライラ、どうすればいいんだよッ！」
相良くん、真っ赤になって、私の肩を押してどける。
「わかったよ！わかった！」
「何がわかっただよ！何にもわかっちゃいねーよ！」
「いい事してあげるから、ね？」
私が言うと、相良くん、ピタリと動きを止める。
「・・あ？テメエ、また俺の事、からかうつもりか？」
相良くん、すごい上目遣いで睨んでくる。
こわっ。
私「いや、今度こそ本当にいい事してあげるからさ。」
相「本当だろうな？」
「うん。気はすすまないけど。」
心の声が出ちゃう私。
「・・その言い方、スッゲームカつく・・」
相良くんの背中から、どす黒いオーラが出てきた。まずい。
「いや、喜んでやってあげる。」
焦って、言い方をかえる私。
相「本当だろうな？」
私「うん。武士に二言はない。」
相「あ？テメエ先公だろ。」
私「ま、そうだけど。」
相「何してくれんだよ。」
私「AコースとBコースがありますけど、どちらがよろしいですか？」
「・・あ？」
相良くん、片眉がグイッと上がった。
私「どちらか決めて下さい。」
「どっちが何なんだよ。それがわからねえと、決めようがないだろ。」
相良くん、イライラし始めた。
私「いいから、どっちか決めて。」
「・・A。」
ふてくされながら、素直に答える相良くん、かわゆい。
私「じゃあ、とりあえず灯り消してよ。」
「・・・おう。」
相良くん、ちょっと声が緊張している。
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ahirusansan(プロフ) - 良ちゃんさん» 待っていてくれたなんてー！嬉しい！頑張ります＾＾ (2019年2月14日 12時) (
レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - 更新まってましたー！相良くんの嫉妬ぶりが可愛いすぎる (2019年2月12日 8時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - まっぴさん» 何をされているんでしょうね・・きっと相良くんが予想出来ないくらいの、大人なあんな事やこんな事ですね笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan(プロフ) - tsukika050101さん» ふっふっふ。暗闇で何をされているんでしょうね・・笑 ご想像にお任せします笑 (2019年1月30日 16時) (レス) id: a48bc9f7a2 (このIDを非表示/違反報告)
まっぴ - せんせー何してるのか気になるー！！！ (2019年1月30日 12時) (レス) id: 3a7b5709d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ahirusansan | 作成日時：2019年1月7日 16時
