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開久軍団、思ったより手強い。
「ABCの次は、Dでーす!」
私が黒板にDと書くと。
「それが俺らになんの関係があんだよ!」
「そんなの一生必要ねえし!」
あちこちから、ブーイングが飛ぶ。
まあ、そうかもしれないけど。
「そのうち、外国人に喧嘩売られるかもしれないでしょ。そしたら、ABCくらい知っていた方がいいいんじゃない?喧嘩する時に役にたつかもよ?」
私、苦し紛れに、わけわかんない事を言ってしまう。
「バカか!そしたら、拳で勝負だ!」
「そうだ!」
「殴っちまえばいいんだよ!」
なんかツッパリくん達を、違う方向に盛り上げてしまった。
ワーワー言って、収集つかない。
「みんな静かに!Dの次は、Eでーす!」
私、負けずに声を張り上げて、黒板にEと書くけれど。
ワーワー盛り上がって、誰も聞いてない。
「おーい!Eはこれです!みんな聞いてー!」
後ろの相良くんを見ると。
鼻で笑っている。
「バッカじゃねえの。」とでも言いたげに。
片桐くんは、俺は関係ないと言わんばかりに、首を鳴らしている。
えっと。
どうしようかな。
あ。いい手がある。
男子高校生を静かにさせる、いい方法が。
私、おもむろに教卓の上に腰掛けて、自慢の美脚が綺麗に見える様に気をつけながら、足を組んだ。
(その時点で注目しているのは、相良くんだけだった。)
それから、髪を手でかきあげて。
(片桐くんが機嫌悪そうな顔で、注目。)
で。
シャツのボタンを急いでぶちぶちっと4個くらい外すと。
思いっきり両手で胸を寄せて谷間を作り、
「はい!ちゅうも〜〜〜く!!!」
と、叫んだ。
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ahirusansan - シオンさん» いつも見てくださって、ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年1月7日 15時) (レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - ahirusansanさん» 頑張ってください! (2019年1月7日 6時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 元キャバ嬢で先生って設定初めて見ました!話もとても面白くていつも見てます!これからも更新頑張ってください! (2019年1月6日 21時) (レス) id: 5b3c942593 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan - クソすぎる駄作者さん» ありがとうございます!更新遅めでごめんなさい!37あたりに付け足し入れました〜 これからも頑張ります! (2019年1月6日 18時) (レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 設定やストーリーが色っぽい…wめっっっっちゃワクワクしながら見てます! (2019年1月5日 2時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ahirusansan | 作成日時:2018年12月13日 0時