検索窓
今日:10 hit、昨日:17 hit、合計:168,486 hit

第43話 おバカ魚 ページ5

魚side




ソクジン…


弟たちに負い目を感じて断ってきたと思ったら









JIN『見るならもっと、深い時間がいい』









だってさ





油断できねぇな
最年長だからと言って…



そう
あたしは彼を試してみた

やはり己の欲求に素直なただの狐なのか
それともしっかりと理性を保つお面をかぶった男なのか…





答えはそのどちらでもない






『己の欲求を具現化させようと必死な化け狐』だ







魚「あぁ、おそろしや…」






なんて考えながら
彼の元からおいとまして歩く遊郭の廊下

働いてる彼らを見に来た





魚「…どう?(雰囲気)」
護衛人「…(OKサイン)」





ユンギの部屋の前まで来ると
女客の質問攻めが聞こえてくる



そっと中を護衛人と一緒に覗くと
女客はじーっと暖簾の奥のユンギを見つめながら話してる

それに対してユンギは
斜め下を見て、女客から顔を逸らしている
いかにも『お前なんかに興味はない』って言う態度




マリア「…ずっとあんな感じ?」
護衛人「いえ、そう言うわけではありません。あの女客様は少々羽振りが悪いので…」
マリア「なるほど…しっかり選別しているって事か…」




興味がない奴にはしっかりと態度を示している、と…
でもまぁ喋ってないし動いてないし、おとがめはないな















次に来たのはジョングクの座敷
中からは…




魚「…あれ?お客さんは?」
護衛人「まだ来られてませんね…」













魚「そうだ」
護衛人「うおっ…びっくりした…」




魚「………なぁ。もう監視はいいぞ。他の所の警備に行け」
護衛人「へ?」




あたしは護衛人の耳元に口を寄せる…









魚「でも最後に質問。









…今までで、喋らなかった客はいるか?」







どんな状況でも喋らないのか…


あたしが試してやるよ

第44話 ジョングクの葛藤→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (210 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
578人がお気に入り
設定タグ:BTS , ジョングク , ユンギ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唐辛子マン(プロフ) - すずさん» それぞれの読者様が、自分の好きなように、自分好みに解釈してもらってはじめて唐辛子の小説は完成するのです。だから曖昧な表現が多いのです…。安心してください!天才ではないけど、これからも頑張る!!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ソルトさん» 愛してる…だと……。唐辛子、その言葉家宝にします。続編は現代版なのでこっちの小説よりスッと内容が入ってくるかと思いますのでよかったらみてね!!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 1994218さん» 唐辛子、心から感謝します!!!!めちゃくちゃ小説書いててよかったと思う!!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ばかすぎてちゃんとした意味を理解できてないかもしれないですが、締め方も物語も素敵でおもしろかったです !!!天才 !!!すき!!((これからも応援してます~!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: f2d87e825b (このIDを非表示/違反報告)
ソルト - あの…唐辛子マン様…愛してます←唐突 (2020年6月24日 16時) (レス) id: 1cdd664e1a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年5月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。