第59話 非平凡 YG ※ ページ31
ユンギside
魚「………おい」
バンッ
魚様の怒りの唸りに後ろの皆が勢いよくドアを閉めた
JK「ばれちゃったばれちゃった…」
TH「逃げろ逃げろ」
HS「きゃっきゃっ笑」
皆の楽しそうな声が段々と遠ざかっていく…
魚「あいつら…(怒)」
怒りの表情でドアを睨み続ける魚様
小っちゃく噛んだ唇が痛そうにひっぱられて…
魚「んんっ！！」
魚様の唇に自分の唇を押し当てると
顔を背けて逃げられた
自分の口を覆って俺を睨んでくる魚様
その目つきですら綺麗
YG「ねぇ今誰のもの？」
魚「はぁ！？なにが」
俺の下でまた逃げようと暴れ始めた彼女
手首をつかんで引き寄せると、簡単に彼女の体が動いた
YG「いま、おまえは、おれの……だろ…？」
魚「わっ…」
彼女の足首を掴んで引きずる
長い黒髪が床に広がって、なんとか引きずられまいと床に手を伸ばしてる
1つ知ってしまうと、また一つ知りたくなる
しかも今度は『俺しか知らない』が、欲しい
『ただの秘密』じゃ、だめだ
YG「…逃げんなよ」
魚「でたでたまたこのパターン…」
ベッドのそばまで来た俺は手を離した
その一瞬のすきに立ち上がって逃げようとする魚様を
俺は後ろから抱きしめて止めた
YG「俺はいい子じゃないだから傷だらけなんだァ〜」
魚様をベッドに無理やり押し倒した俺は
じ〜っくり彼女の顔を再確認
たまらないこの美人…
たまらないこの女…
魚「やめ……」
着物の襟を全開にしてやって、帯も適当にほどいてやってその辺に投げた
細い手首をベッドに押さえつけた俺は彼女の心臓を舐めた
魚｢うううううう(震)｣
YG｢んふふふふふふふ｣
笑いが止まらない
YG｢ジンさんがさ
女の人はここが
1番いい匂いがするって
教えて
くれたんだァ…｣
俺はそう言いながら彼女の心臓を突っつく
俺は落ちこぼれの狐
ダメな狐
女性客を魅了するごとに
クソになっていくこの俺
魚｢お前らなんて会話してんだ！！｣
YG｢お利口な狐なんて、存在しない｣
今は俺の
後は、みんなの
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唐辛子マン(プロフ) - すずさん» それぞれの読者様が、自分の好きなように、自分好みに解釈してもらってはじめて唐辛子の小説は完成するのです。だから曖昧な表現が多いのです…。安心してください！天才ではないけど、これからも頑張る！！！！ (2020年6月24日 22時) (
レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ソルトさん» 愛してる…だと……。唐辛子、その言葉家宝にします。続編は現代版なのでこっちの小説よりスッと内容が入ってくるかと思いますのでよかったらみてね！！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 1994218さん» 唐辛子、心から感謝します！！！！めちゃくちゃ小説書いててよかったと思う！！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ばかすぎてちゃんとした意味を理解できてないかもしれないですが、締め方も物語も素敵でおもしろかったです ！！！天才 ！！！すき！！（（これからも応援してます~！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: f2d87e825b (このIDを非表示/違反報告)
ソルト - あの…唐辛子マン様…愛してます←唐突 (2020年6月24日 16時) (レス) id: 1cdd664e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年5月29日 20時
