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「え、いつも変な格好して裏庭にいる人がヒョンなの？」
ミンハオ先輩もすごく驚いている。
そりゃそうだ。
私も初めは、こんな変な格好の人の素顔がイケメンだなんて予想してなかったもん。
「変な格好って言わないで！立派な変装だよ！」
「たまに見かけてたけどヒョンって見抜けなかったよ。」
でしょ、と得意気に笑うジュンさん。
「でも、二人が友達ってことはAちゃんが言ってた例の人がミンハオなのか！」
「A、ヒョンに僕の話してたの？」
「そうそう！いつもバスにかっこ、」
「わー！ジュンさん！！！」
なんでも話しちゃいそうな勢いのジュンさんの口を塞ぐ。
「なんでよ気になるじゃん。」
「だめ！内緒です！」
ムスッとするミンハオ先輩。
そんな顔されたって言えないもんは言えない。
別に大した話してないけど、恥ずかしいもん。
「でも僕たち一緒に暮らしてるからAちゃんがいない時に僕言っちゃうかも〜！」
「ねー！ジュンさんそういうこと言うなら手伝いませんよ！」
そう言えば素直に大人しくなるジュンさん。
そんなやり取りを見てかミンハオ先輩は笑っていて。
先輩が笑うから、私もなんだか嬉しくなった。
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そして、三人で楽しく話しながら裏庭の掃除を始めた。
雑草抜きとか、用具入れの倉庫を整理したり。
「重いでしょ。それ僕がやっとくよ。」
重たいシャベルを運ぼうとしたら、ミンハオ先輩がそう気を使ってくれたから、それだけで胸がキュンとする。
ミンハオ先輩が、ごみ捨てに行ってくれている時に雑草抜きをしていた私の隣にジュンさんがちょこんと座った。
「Aちゃんはミンハオの記憶のことも分かってて友達になったんだよね、？」
いつもの明るい雰囲気とは違う、真剣なお兄さんの表情でジュンさんはそう聞いてきた。
「そうです。」
「そっか。」
そう呟くような返事。
ジュンさんは何か言いたげな表情だけど、話がまとまらないのか、手を変な風に動かしている。
しばらく待っていたら、話がまとまったのか、口を開いた。
「この頃最近、ミンハオが楽しそうにしてて、1週間経っても楽しそうにしてるから気になってたんだ。
Aちゃんのおかげだったんだね。」
ニコッ、とそう笑ってジュンさんが言ってくれるから、なんだか嬉しくなった。
「そうだといいな。」
「絶対そうだよ。」
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サンチュ(プロフ) - 肉豆腐さん» えー！ありがとうございます(TT)♡♡わたし肉豆腐さんの作品陰ながら読んでるのでコメントきて名前見てめっちゃ勝手に喜んでますㅠㅠこちらこそいつも素敵な作品ありがとうございます！♡♡ (2023年1月7日 0時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - コメント失礼します。この作品一気見だけでは収まらず3周くらいしてしまうほど素敵なお話で大好きですㅠㅠ♡ 素晴らしい作品をありがとうございます、陰ながら応援しております！ (2023年1月6日 0時) (レス) @page7 id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2023年1月1日 4時
