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ヒョン、？
今ヒョンって言った？
びっくりしてジュンさんを見れば、ジュンは素早く私の後ろに隠れる。
ただ背の高いジュンさんが私に隠れきれる訳もなく。
「ジュニヒョンだよね？」
「ジュンさん、ミンハオ先輩と知り合いなんですか？」
そう聞けばぶんぶんと首を振って、わざとなのか変な声にして、
「僕はジュンじゃないヨ。」
と言った。
そういえば前にミンハオ先輩が話していた血の繋がってないヒョンって…
これって、もしかしなくもない？
「なんかあったから迎えに来たの？」
「そうじゃないけど、」
「なんだやっぱりジュニヒョンだ。」
ミンハオ先輩の質問につられて返事をしてすぐばれたジュンさん。
バツが悪そうな顔をして、私の後ろから出てきた。
「もしかして今日掃除手伝ってくれるのってミンハオ？」
「そうだけど、ヒョンはなんで学校にいるの？」
「僕はその……」
もしかしたらジュンさんはミンハオ先輩に内緒で働いていたのかもしれない。
だとしたら私すごい余計なことをしたのかも。
「その…花屋のバイトは嘘で、本当はこの学校の花壇の掃除とかしてるんだ。」
ジュンさんがそんな嘘ついてたなんて初耳だった。
ミンハオ先輩は少し怒ってそうな顔をしていて、そんな雰囲気に耐えかねたのかジュンさんは先輩に抱きついた。
「ミンハオ〜！嘘ついてごめん…
ミンハオは嫌がると思うけど、心配だったんだもん〜！！！」
そう抱きつかれて少し呆れたような顔をしたミンハオ先輩。
「別に怒ってないから、わかったわかった。」
ジュンさんを引き離しながらミンハオ先輩はそう言った。
不安そうな顔をしているジュンさん。
「Aが困っちゃってるじゃん。」
「わー！Aちゃんごめんね！」
「いえいえ全然！それより私も二人が兄弟なのびっくりで、」
私がそう言えば二人は口を揃えて、
「僕も二人が知り合いなの驚いた！」
と言った。
思いがけない繋がりがあったなんて本当に驚きだ。
「でも、ミンハオ先輩よく裏庭来るのにジュンさんに会うことなかったんですか？」
「全然、気が付かなかった。」
「バレないように変装してたから！」
得意気にそう言ったジュンさん。
「もしかして、いつも変な格好なのって…」
「そう！ミンハオにバレないように変装してたんだ！」
衝撃の理由に思わず笑ってしまった。
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サンチュ(プロフ) - 肉豆腐さん» えー！ありがとうございます(TT)♡♡わたし肉豆腐さんの作品陰ながら読んでるのでコメントきて名前見てめっちゃ勝手に喜んでますㅠㅠこちらこそいつも素敵な作品ありがとうございます！♡♡ (2023年1月7日 0時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - コメント失礼します。この作品一気見だけでは収まらず3周くらいしてしまうほど素敵なお話で大好きですㅠㅠ♡ 素晴らしい作品をありがとうございます、陰ながら応援しております！ (2023年1月6日 0時) (レス) @page7 id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2023年1月1日 4時
