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恋って自覚した後はどうしたらいいの？
木曜日の朝、ベットの中で天井を見つめながら私はそう考えていた。
スングァンとハンソル君のおかげでこの気持ちの正体に気づいたのはいいけれど、この後どうしたらいいのか私には分からなかった。
とりあえず、今までと変わらない自然な態度で接したい。
だけどそれをできる自信がなかった。
なんて考えていた時、ピコンとスマホが鳴った。
画面を見ればミンハオ先輩からの通知。
先輩の方から連絡してくれることってないから、嬉しくてドキッと心臓が跳ねた。
“今日は学校終わったら何か予定あるの？”
そんな何気ない連絡だけど、この意図を考えてしまう。
今日は昨日まで試験期間だったこともあって授業が午前までしかない。
だから夏休みに入る前にジュンさんと裏庭の掃除を手伝う約束をしている。
“今日は裏庭の掃除を手伝います！”
そう返信してから学校へ行く支度を始める。
暑いし今日は動くだろうから髪は上に結んでいこう。
交換日記も忘れないように持って、私は家を出る。
ミンハオ先輩と一緒になれるいつもの時間のバスに乗り込めば、いつもの席に座っている先輩と目が合う。
「おはよう。」
「おはようございます！」
意識はし過ぎず、いつもと同じ感じを意識して、私は先輩の隣に座る。
「もしかして、髪結んでるの珍しい？」
「え、はい！あんま結ばないです。」
「結んでても可愛いね。」
ふふ、と優しく笑って先輩がそんなこと言うから、意識しないようにしたいのに顔が熱くなる。
そんな私の反応を見てか、先輩も何故か照れたような表情になって。
スングァン、ハンソル君、助けて！！！
沈黙に耐えられなくて、私がそう心の中で叫んでいると、ミンハオ先輩が口を開いた。
「カトクでも言ってた裏庭の掃除って委員会かなんかなの？」
「違います！有志で募ってるらしいんですけど私しかいなくて、」
「へー、Aがいるなら僕もそれやろうかな。」
ぽつり、とそう呟いた先輩。
私がいるなら。そんな言葉にも胸をときめかせる。
「…ミンハオ先輩も手伝ってくれたら私も嬉しいです！」
「そう？」
素直に伝えれば先輩は少し誇らしげに笑った。
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サンチュ(プロフ) - 肉豆腐さん» えー！ありがとうございます(TT)♡♡わたし肉豆腐さんの作品陰ながら読んでるのでコメントきて名前見てめっちゃ勝手に喜んでますㅠㅠこちらこそいつも素敵な作品ありがとうございます！♡♡ (2023年1月7日 0時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - コメント失礼します。この作品一気見だけでは収まらず3周くらいしてしまうほど素敵なお話で大好きですㅠㅠ♡ 素晴らしい作品をありがとうございます、陰ながら応援しております！ (2023年1月6日 0時) (レス) @page7 id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2023年1月1日 4時
