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ジュンさんの手伝いも終わって家に帰ろうとバス停に向かう。
雑草抜きは結構体力使うし、お腹が空く。
何か食べに行きたいけどひとりは寂しい。
スングァンはまた学級委員の仕事だと思うし、ミンギュオッパは…多分友達と遊んでるだろうな。
ジュンさんにも話してた通り、友達はすぐ作れる方だと思う。
人と話すのは好きだし。
でもすごい気軽に遊べるような、心を許せてる友達はいなくて、なんとなくお互い気を使っているような友達しかいなかった。
だからそんな私にとってスングァンとミンギュオッパとは気楽に過ごせるし、かけがえのない貴重な友達。
だけど、やっぱり新しい友達も欲しいわけで…
「はぁ、」
少し憂鬱になってため息をついた時、バス停のベンチに先輩が座っているのを見つけた。
先輩に久しぶりに会えたからさっきまでの憂鬱な気分も吹っ飛ぶ。
「バス待ちですか？」
そう声を掛ければチラリと先輩はこちらを見て、また視線は本に戻された。
「あの、よく同じバスに乗っているんですけど知ってますか？」
次はこちらをチラリとも見てくれない。
そんな風に冷たい態度を取られたらなんだか意地でも仲良くなりたくなってくる。
「この前ベンチでウユと寝てましたよね？」
本を読んでいる彼に視線を合わせるように、下から彼の顔を覗き込んでそう聞いた。
「…
「はい、ウユと。」
何言ってんだ。とでも言いたげな目線。
制服の名札には『
「ミョンホ先輩、私、ミン・Aです。よく同じバスに乗っているんですよ。仲良くしてください。」
「………」
目線はそらされる。
ミョンホ先輩のことをどうやら私が一方的に気にしていただけなんだなと実感した。
「ウユって言うのはこの猫です。ウユのことも忘れました？」
私は先輩の隣に座って、スマホでウユの写真を見せる。
「…白いからウユなの？」
「そうですよ、牛乳みたいに白いからウユ。この前話したじゃないですか。」
「…そうだっけ。」
私だけじゃなくて猫にも無関心だったのかこの人は。
「ミョンホ先輩は、」
「悪いけど、本読んでるから、邪魔しないで欲しい。」
ミョンホ先輩は冷たい目で私を見ながらそう言い放った。
これは嫌われてしまったかもと本能的に察した。
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サンチュ(プロフ) - あのさん» わーコメントありがとうございます！ハオちゃんメインの作品少なめですよね！お褒め頂けて嬉しいです！そしてお優しい…さすがハオちゃんペン…😭これからも更新頑張りますので、あのさんも体調にはお気をつけ下さい！ (2022年12月3日 11時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - コメント失礼します。ハオちゃんペンなのですが、占ツクにハオちゃんメインの作品が少ないな...と思っていたところでこんな素敵な作品に出会えてとっても幸せです❕最近は冷え込みが厳しくなってきていますが、体調にはお気をつけて更新頑張ってください🥺 (2022年12月2日 19時) (レス) @page39 id: 6565fe37a1 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - 寿美?.*ﾟさん» 初めまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！更新を楽しみに過ごして頂けてるなんてありがたいお言葉…(TT)これからも頑張るのでよろしくお願いします〜！ (2022年11月26日 11時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
寿美?.*ﾟ(プロフ) - 通知が来てすぐ読みに来ちゃいました！最近この話が更新されるのを楽しみに過ごしてますwwwこれからも応援してます！コメント失礼しました(*´∀｀*) (2022年11月26日 0時) (レス) id: 8356092332 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして、コメントありがとうございます！好みにドンピシャだなんてお言葉嬉しすぎます〜！考察もしながら読んでくれてるんですね！更新頑張りますのでこれからも主人公とハオちゃんを見守ってあげて下さいませ( т т ) (2022年11月25日 23時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2022年11月15日 21時
