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「暑いの？顔赤いよ？」
「エッ、あ、ちょっと暑かったかもです…」
この前も来たいちごシェイクの美味しいカフェ。
店内は涼しいのにスングァンが余計なことを言うから先輩と目も合わせられない。
確かに、周りから見たら付き合ってるとか、そういう風に見えるのかな。
「熱とかではないかな？試験期間無理してなかった？」
ちょっと恥ずかしくなって俯いていると、心配そうに私の顔を覗き込んでくるミンハオ先輩。
その動作が可愛かった。
「全然！無理してないです！」
「それなら良かった。」
私の言葉に安心したように優しく微笑んだ先輩。
そして鞄から交換日記を取り出した。
水曜日の今日は私が担当なので先輩から日記を受け取る。
「交換日記読むのすごい楽しいんだ。それに、記憶はなくても日記読めばAがどんな子なのか分かるから。」
嬉しそうにミンハオ先輩がそう言うから、私まで嬉しくなる。
交換日記提案して良かったな。
「私も、先輩と日記交換するの楽しみにしてるんです！これなら月曜日が来るのも楽しみになったりしませんか…？」
自分でそう言いながら今のは失言だったかもと思った。
先輩があれだけ友達を作りたがらなかったくらい悩んでることなんだから、記憶がリセットされる月曜日なんて楽しみじゃないだろう。
「ごめんなさい、そんな単純な話じゃないですよね。」
なんも考えずに無神経なことを言ってしまって申し訳なくなった。
でも先輩はううん、と首を振って、
「僕、意外と単純なのかもしれない。」
と、静かに独り言みたいに言った。
それからしっかり私の目を見る先輩。
「Aがそう言ってくれるから、僕も月曜日楽しみになれるんだよ。」
今度は独り言じゃなくて、ちゃんと私に向けてそう言う。
…先輩のこれは無意識なのかな。
今の発言にはさすがに勘違いしてしまいそうになる。
もちろん、先輩にとって友達って存在は特別だから、こういうことを言うのかもしれないけれど。
だけどスングァンに余計なこと言われたから。
「また顔赤くなってるじゃん。」
ミンハオ先輩はふふふ、と笑った。
私の心臓はバクバクうるさかった。
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サンチュ(プロフ) - あのさん» わーコメントありがとうございます！ハオちゃんメインの作品少なめですよね！お褒め頂けて嬉しいです！そしてお優しい…さすがハオちゃんペン…😭これからも更新頑張りますので、あのさんも体調にはお気をつけ下さい！ (2022年12月3日 11時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - コメント失礼します。ハオちゃんペンなのですが、占ツクにハオちゃんメインの作品が少ないな...と思っていたところでこんな素敵な作品に出会えてとっても幸せです❕最近は冷え込みが厳しくなってきていますが、体調にはお気をつけて更新頑張ってください🥺 (2022年12月2日 19時) (レス) @page39 id: 6565fe37a1 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - 寿美?.*ﾟさん» 初めまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！更新を楽しみに過ごして頂けてるなんてありがたいお言葉…(TT)これからも頑張るのでよろしくお願いします〜！ (2022年11月26日 11時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
寿美?.*ﾟ(プロフ) - 通知が来てすぐ読みに来ちゃいました！最近この話が更新されるのを楽しみに過ごしてますwwwこれからも応援してます！コメント失礼しました(*´∀｀*) (2022年11月26日 0時) (レス) id: 8356092332 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして、コメントありがとうございます！好みにドンピシャだなんてお言葉嬉しすぎます〜！考察もしながら読んでくれてるんですね！更新頑張りますのでこれからも主人公とハオちゃんを見守ってあげて下さいませ( т т ) (2022年11月25日 23時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2022年11月15日 21時
