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帰りのホームルームが終わった瞬間に私は荷物をまとめて教室を飛び出した。
なんてったって先輩と一緒に帰りたいからすれ違わないようにしないと。
目指すのは3年3組、ミンハオ先輩たちのクラス。
昼休みの憂鬱だった気分が嘘みたいに足取りは軽い。
「Aちゃん！どうしたの？」
「ソクミン先輩！」
教室の前に行けばちょうどソクミン先輩が教室から出てきたところだった。
「ミンギュに会いに来たの？」
走ってきたから息切れしていて返事が出来ないからとりあえず首を振る。
「きょ、うは……
「え、本当！？じ、実は僕もAちゃんに……」
何故かソク
そんなソクミン先輩は気にしないで私は教室を覗く。
窓側の席にはミンギュオッパに絡まれているミンハオ先輩がいた。
「これからソクミナとカラオケに行くからミョンホも行こうよー！」
「無理。」
「なんで〜！いつも無理って言うじゃん！」
駄々をこねるみたいにミンハオ先輩に付きまとうオッパ。
ミンハオ先輩はそれに慣れているのかフル無視して、荷物をまとめて教室から出てきた。
「ミンハオ先輩！」
息を整えて私がそう声をかければ、ミンハオ先輩はびっくりした顔をした。
「わざわざ来たの？この教室うるさいんだから来なくていいのに。」
「でもすれ違いになりたくなくて、」
私がそう言えばありがとう、とミンハオ先輩は優しく微笑んだ。
その笑顔に何故か心臓がギュッと掴まれたような感覚になった。
「え、Aちゃんが会い来たのってミョンホのこと？」
「A？！なんでミョンホと仲良いんだよ！」
オッパとソクミン先輩がそう問い詰めてくる。
ミンハオ先輩はため息をつく。
「だからうるさいって言ったじゃん。」
「だからミョンホが静かなだけでうるさくないって！」
すかさず反論するミンギュオッパ。
たしかにミンハオ先輩は元気な2人比べると静かな方だと思う。
「2人仲良いならAも一緒にカラオケ行こうよ〜」
「……無理。」
「えー、A〜！」
「オッパ、今日はミンハオ先輩と帰る日だからダメなの！またね！」
私がそう言えばミンギュオッパはしょんぼりしてしまった。
その横で何故かすっかり元気がないソクミン先輩。
そんな2人が少し気になるけど、先に歩いていったミンハオ先輩を私は追いかけた。
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サンチュ(プロフ) - あのさん» わーコメントありがとうございます！ハオちゃんメインの作品少なめですよね！お褒め頂けて嬉しいです！そしてお優しい…さすがハオちゃんペン…😭これからも更新頑張りますので、あのさんも体調にはお気をつけ下さい！ (2022年12月3日 11時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - コメント失礼します。ハオちゃんペンなのですが、占ツクにハオちゃんメインの作品が少ないな...と思っていたところでこんな素敵な作品に出会えてとっても幸せです❕最近は冷え込みが厳しくなってきていますが、体調にはお気をつけて更新頑張ってください🥺 (2022年12月2日 19時) (レス) @page39 id: 6565fe37a1 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - 寿美?.*ﾟさん» 初めまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！更新を楽しみに過ごして頂けてるなんてありがたいお言葉…(TT)これからも頑張るのでよろしくお願いします〜！ (2022年11月26日 11時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
寿美?.*ﾟ(プロフ) - 通知が来てすぐ読みに来ちゃいました！最近この話が更新されるのを楽しみに過ごしてますwwwこれからも応援してます！コメント失礼しました(*´∀｀*) (2022年11月26日 0時) (レス) id: 8356092332 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして、コメントありがとうございます！好みにドンピシャだなんてお言葉嬉しすぎます〜！考察もしながら読んでくれてるんですね！更新頑張りますのでこれからも主人公とハオちゃんを見守ってあげて下さいませ( т т ) (2022年11月25日 23時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2022年11月15日 21時
