· mh ページ30
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本当は誰かがそう言ってくれるのを待っていたのかもしれない。
「毎週初めて会う日は友達になってくださいって言います！」
この一週間、何度も友達になることを拒否したし、関心を持たれないように冷たくした。
なのになんで。
そんな笑顔で受け入れてくれたんだろう。
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月曜日、朝起きればまず見慣れた天井じゃないことに違和感を感じる。
おそらく毎週そうだと思う。
僕の記憶はジュンヒョンとダンススクールに通いながら、スクールの何人かと小さいアパートを宿舎みたいにして暮らしていた頃の記憶しかない。
だからこの新しい家のことも分からない。
なのに焦りとかはなくて、身体が覚えているのか初めは机の上の日記に目を通す。
日記には今の生活に必要な情報や、覚えていないできごとなどが書かれていた。
今の状況を理解した。
小さいアパートで暮らしていた頃と違う広い一人部屋。
窓の外からは海が見えた。
「おはようミンハオ。」
顔を洗って1階に降りればジュンヒョンが朝ごはんを準備していてくれた。
なんとなく席に着けばジュンヒョンがニコッと笑った。
「やっぱり記憶はなくてもルーティンは身体が覚えているんだね。」
「………この会話もいつもしてるのかな。」
ジュンヒョンは何も言わないで少し困ったように笑った。
「ヒョンはダンス辞めたの？」
「そうだよ〜今はお花屋さんでアルバイトしてるよ。」
「…そっか。」
きっと僕の面倒を見るためにダンス辞めたんだろうな。
ヒョンはそんなことを感じさせないようにしているみたいだけど何となく分かってしまった。
胸が苦しくなる。
ダンススクールのヒョン達は今どうしているんだろう。
そのことを考えると急に頭痛がする。
「ミンハオ！大丈夫？」
「なんか急に…」
病院行く？無理しないでとヒョンは背中をさすってくれた。
日記を読んで状況は理解したけど受け入れるのは難しくて、これも毎週同じなのかなと思うと辛かった。
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サンチュ(プロフ) - あのさん» わーコメントありがとうございます！ハオちゃんメインの作品少なめですよね！お褒め頂けて嬉しいです！そしてお優しい…さすがハオちゃんペン…😭これからも更新頑張りますので、あのさんも体調にはお気をつけ下さい！ (2022年12月3日 11時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - コメント失礼します。ハオちゃんペンなのですが、占ツクにハオちゃんメインの作品が少ないな...と思っていたところでこんな素敵な作品に出会えてとっても幸せです❕最近は冷え込みが厳しくなってきていますが、体調にはお気をつけて更新頑張ってください🥺 (2022年12月2日 19時) (レス) @page39 id: 6565fe37a1 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - 寿美?.*ﾟさん» 初めまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！更新を楽しみに過ごして頂けてるなんてありがたいお言葉…(TT)これからも頑張るのでよろしくお願いします〜！ (2022年11月26日 11時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
寿美?.*ﾟ(プロフ) - 通知が来てすぐ読みに来ちゃいました！最近この話が更新されるのを楽しみに過ごしてますwwwこれからも応援してます！コメント失礼しました(*´∀｀*) (2022年11月26日 0時) (レス) id: 8356092332 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして、コメントありがとうございます！好みにドンピシャだなんてお言葉嬉しすぎます〜！考察もしながら読んでくれてるんですね！更新頑張りますのでこれからも主人公とハオちゃんを見守ってあげて下さいませ( т т ) (2022年11月25日 23時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2022年11月15日 21時
