Diamond in the “Laugh”【1】 (ページ45)

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Side GREEN

「俺っ、ずっと……ずっと、ストーカー、されてて！」

帰り道、いつも見られている感覚があったこと。
ポストにいたずらされたり、SNSで盗撮写真をばら撒かれていたことを知ったこと。

嗚咽を漏らしながら話す北斗の話に皆もつられて泣いていた。

「助けてあげられなくてごめんっ、…
生きてて良かった、本当に良かった」

SOSは出てたのに。
そう後悔してからでは遅いんだ。

これからは絶対に助けるよ、北斗。

それから北斗は暫く仕事をお休みすることに。
その間、カウンセリングなどを受けて、精神的なトラウマと闘うことに。

それでも、SNSの発信元を辿って犯人が見つかったこともあり、どんどんご飯も食べられるようになってきていた。

「………あの日、慎太郎に咄嗟に電話して思ったんだ。もっと皆と話しておけばよかったって。」

まだ少し、予測しない大きい音やカメラなんかにはしんどそうにする北斗だけど、その気持ちは堅いみたいで。

「絶対またバカみたいに笑って仕事しようね」

俺達はそう約束をした。

Fin

少しはみでてしまいましたが、これにて完結です！
次のお話か、次の次のお話で移行になります。
まだノープランですが、また次回もよろしくお願いします(^^)
感想コメント、評価などお待ちしております♡

2021/01/21
あーちゃん@ah_chan0618