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Side BLACK
「俺らは、シャワー浴びて、車で直接来たから、安心してよ」
「手洗いうがいもしたしね」
「にしても、久々だよね。北斗ん家」
樹も慎太郎も高地も、よく見たら、リモートのときみたいなラフな部屋着じゃん。
「今日は一緒にいてやるよ」
ドヤ顔の樹。
「…いやいや、頼んでないよ？
え、なに？誕生日だから？」
「ううん。違うよ。北斗に会いたかったから」
「えっ、なに、怖いんだけど」
ジェシーがahahaと笑う。
俺の顔に熱が集まった。
「北斗、顔赤いよ〜笑」
「うるさいッ
ソーシャルディスタンス保って！」
高地から少し離れて、俺は熱い頬を冷ますように、手のひらで自らに触れた。
「……ほんとに何もしないんだね？」
ただグータラとスマホをいじったりテレビ見たり、YouTube見たり、台本読んだりしてる皆。
自粛期間喋ってなかったこともあり、そんなことをしながらも結局、最終的にはお酒やらおつまみやらを出してお喋り。
時折、慎太郎が変なゲームを始めたりして、それに乗っかって、いつもの楽屋みたいな、YouTube撮影してるみたいな。そんな感じ。
「北斗、休んでていいよ。
それか寝室に戻る？」
口数が減ったからか、慎太郎がブランケットを渡してくれた。
「ううん。ここにいる。
………皆、来てくれて、ありがとね…」
なんだか、今日は、やっぱりおかしい。
「えええ、泣くことないだろ？笑」
高地が独特の笑い方でヒャヒャヒャと声を出した。
「ごめんごめん、イジワルし過ぎたな、笑
お誕生日おめでとう。今日はお疲れ様。」
樹が言うと皆も寄ってきて、口々にお祝いの言葉をくれた。
「北斗、おめでとう。」
「おめでとう。
落ち着いたら色んなとこ行こうね」
「今年は、健康に過ごせますように、だね」
「ほんとだよ〜
もうアラサーだからねぇ笑」
そばに誰かがいるだけで。
こんなにも素敵なことなんだと、
しかもそれがこの5人で。
もう、これ以上幸せな誕生日は無いんじゃないだろうかと、
世界で一番幸せ者なのではないかと錯覚した。
「え、なにこれ。」
「ホットケーキ。きょも！ギター！」
「セメント混ぜた？」
Fin
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あーちゃん(プロフ) - マイラさん» コメント、ご愛読ありがとうございます🥰私にとっても大好きな作品なので、たまには更新できるように頑張りますね✨ありがとうございます！ (2022年8月21日 11時) (
レス) id: b62bd82bc0 (このIDを非表示/違反報告)
マイラ - Rollin'シリーズ大好きなのでたまに更新された通知がくると嬉しいです!!これからも楽しみにしてます。頑張ってください (2022年8月21日 0時) (レス) id: 247892270a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 佑妃奈さん» ご愛読ありがとうございました😳コメントとても嬉しいです💌はい！またフラッと更新しますので(笑)お付き合いよろしくお願いします✨ (2022年4月16日 15時) (レス) id: b3f31bb09f (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます😊気づくのが遅くなってしまいました(ó﹏ò｡)💦💦また更新される時を楽しみにしてます！！ (2022年4月16日 13時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - サンリオさん» コメントありがとうございます！またふらっと更新すると思いますので、今後も応援よろしくお願いします(^^) (2020年9月17日 8時) (レス) id: d58af8230a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2020年6月18日 0時
