「またひとつの未来を」２ ページ15
＊＊
いつものバーにて。休日の昼間。
羽鳥「今日は神楽家でどうしたの？娘ちゃんまた綺麗になったね？おいで。」
「…はとり、しゃん♡」
あの日以降、羽鳥に心奪われたという娘(Aが勝手に言ってる)※「身分違いの恋？」参照
羽鳥の目の前にして嬉しそうに手を取った。
神楽「あ、ちょっとした報告。ていうか、桧山くんわざわざ貸し切りにしなくても良かったのに。」
桧山「ああ。でも神楽がお嬢さんの子どもを連れて話があるとなればこの方が良いだろうと思ってな。俺の厚意だから甘えてくれ。」
昼間からここのバーを貸し切り、改めて席に座り直す俺とA。
羽鳥と娘はあっちのソファでじゃれあっている。
神楽「A、今は体調大丈夫？」
A「はい。大丈夫ですよ。ありがとうございます。」
槙「…泉、体調悪いのか？」
A「あ、うん。最近ちょっとね…。」
神楽「で、そろそろ本題に入りたいから羽鳥もこっち来て。」
羽鳥「あーあ。せっかくデートしていたのに。」
神楽「…は？」
余裕じみた笑顔で体勢を整え傾聴姿勢に入るとAが小さく息を吐いたのが聞こえた。
桧山「それで、話と言うのは。」
.
神楽「…あー、俺達、２人目。授かった。」
A「安定期入ったので皆さんにもご報告を、と思いまして…。」
「ふふ、おねーちゃんになるの！」
ぴょんぴょんと跳ねて喜ぶ娘の頭をポンと撫でると目を瞑るように笑ってまた喜んだ。
桧山「そうか。それはめでたい話だ。お嬢さんも体調にはくれぐれも気を付けてくれ。」
A「ありがとうございます。いつも助けていただいて。」
羽鳥「Aちゃん、神楽おめでとう。次も女の子だったら神楽、またデレデレだね。」
A「え？」
神楽「…羽鳥！！！！」
槙「あー、泉は知らないのか。亜貴、ここにいる時ひたすら泉と娘の話ばっかだから。」
神楽「ちょっと…慶ちゃんまで…！！！」
カーッと彼女の顔が照れるように赤くなっていた。
神楽「あ、いや…あぁ、もう！」
羽鳥「いつまでもAちゃんのこと好きなんだよね神楽は。」
神楽「あー、そうだよ。だったら悪い？」
羽鳥「もう素直じゃないんだから。」
槙「いや、だいぶ素直になったぞ」
桧山「確かに。お嬢さんのおかげで、だろうか。」
A「みなさん、ありがとうございます。」
小さく笑う彼女はどこまでも綺麗だった。
fin.
少しだけ多忙極めてました…
またよろしくお願いいたします！
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水無月のぞみ - ヒロインの名前が、たまに『玲』になってるから直して下さい。変えられないと夢小説じゃないからね。 (2022年3月14日 5時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
鮎川あぐり(プロフ) - アニメLOVEさん» こんにちは。かしこまりました♪ (2020年9月27日 17時) (レス) id: 0e01340885 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE(プロフ) - リクエストで、槙くんと子育てお願いします。子供は二人で (2020年9月27日 10時) (レス) id: 5ecae8dc9e (このIDを非表示/違反報告)
鮎川あぐり(プロフ) - アニメLOVEさん» 槙くん、かしこまりました♪ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 0e01340885 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE(プロフ) - リクエストで、槙くんとラブラブしてほしいです！出来たらでいいのでよろしくお願いします (2020年9月19日 2時) (レス) id: 5ecae8dc9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮎川あぐり x他1人 | 作成日時：2020年5月12日 2時
