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御手杵に案内されて来たのは厩(うまや)の近くだった。
御手杵「ここの下になあ…」
御手杵が覗き込んだ方を私も見る。
『………何やってんだ』
鶴丸「おっ、姫さんか」
太鼓鐘「助かった！」
愛染「よっしゃあ！これで外に出れる！」
蛍丸「やっとかあー」
『その前にこの状況は一体なんだ』
御手杵に言われ、覗きこんだ先にはーーー非常に大きな穴と、その底に刀剣男士四人がいた。
鶴丸「話せば長い話になるんだがーーー」
四人の話を要約するとこういうことだった。
今日、馬当番だった鶴丸と太鼓鐘は近くに井戸がなくて不便だという話になったらしく。
そのままその場のノリで井戸を掘り始めようと思い立ち。
そして勢いよく掘って行ったのはいいが、掘りすぎて穴から出られなくなり。
愛染と蛍丸は遊んでいたところ、たまたま落ちてしまい、やはりそのまま出られなくなり。
それを御手杵が見つけて梯子を探していたというわけだった。
うん、つまりさらに要約するとこうだ。
『鶴丸、太鼓鐘』
鶴丸「なんだ？」
太鼓鐘「なんだ？」
『馬鹿だろ』
太鼓鐘「おふっ、ズバっと切ったぜ」
鶴丸「さっすが、姫さん。驚くほど核心をついてくるな」
愛染「核心つくって……馬鹿だって自覚あったのかよ…」
全く、仕方のない奴らだ。
『梯子を取ってくるから少し待ってろ。鶴丸、部屋に勝手に入るぞ』
鶴丸「ああ、頼む！」
鶴丸に許可を取ると御手杵を振り返った。
『御手杵にも、迷惑をかけてすまないな』
御手杵「いや、大したことじゃないからな」
『後は私がやっておくからもう大丈ーーー』
その時、足元に何かが触れる感触がして下を見た。
ニョロっ。
『ーーーい』
御手杵「い？」
『ーーーいっやあああああああ！へ、へびいいいいい！！』
ドンッ
御手杵「う、うわ！！？」
思わず足を振り上げて飛び退ると御手杵に勢いよくぶつかりーーー気づけば、下に地面がなかった。
鶴丸「え」
太鼓鐘「え」
愛染「え」
蛍丸「え」
『きゃああああああああ！！？』
御手杵「うわあああああああああ！！？」
ドッシャアアアアアアン！！
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男爵いも - 月輝さん» 体重増加には原因があります…なので減りません。原因は鶴丸ルートが進めば明かされます。原因の原因はいつか明かします。 (2017年4月9日 23時) (
レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - 手入れしても体重って減らないんですかね？ (2017年4月9日 0時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
男爵いも(プロフ) - 少年漫画では良い奴ほど死んでいくのです( ；∀；) (2017年4月6日 22時) (レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - 御手杵！？(’ω’)ﾌｧｯ!!? (2017年4月5日 19時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
男爵いも - 黒蛇さん» 正体は無駄にイケボな残念系イケメンこと亀甲さんでした！大正解です！コメディにはとっても有難い存在ですね 笑 (2017年4月1日 12時) (レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵いも | 作成日時：2017年3月21日 12時
