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私は、この本丸に来てある意味、最大のピンチを迎えていた。
『み、乱も皆と一緒に入るのか？』
乱「え？うん。いつも一緒に入ってるよ」
な、ん、だと…！？
風呂場の入り口にきて、まず気づいたのが風呂場が一つしかないことだ。此処に来て、ようやく自分が置かれている立場に気づいた。
た、たしかに混浴というものがあるとは聞いたが、ここでもそうなのか！？
郷に入っては郷に従えとは言うが…いや、私に混浴は、ハードルが高いぞ…！
『えっと、その、それって嫌だったりしないのか？』
恐る恐る私は乱に確認した。
乱はちょっと首を傾げた。
乱「んー、僕は別に気にしないかな。みんなで入った方が楽しいし！いち兄に髪洗ってもらうの好きだしね！あ、でも厚とかは僕と一緒に入るの嫌がるかも。他にも一部の人は僕と一緒に入りたがらないかな」
やっぱり人によっては忌避感がある人もいるようだ。少しホッとした。
そんな表情に気づかれたのか、乱が私を見てズバリと聞く。
乱「もしかしてAさんって一緒に入るのに躊躇いがある感じ？」
『…実はそうなんだ。そういったことは全く経験がなくて…』
薬研「気にすんなって。俺たち刀剣男士は生きて来た背景によって価値観とかそういったモンが全く違うんだ。そういったことが苦手なのがいてもおかしくねえさ」
前田「しかし困りましたね。他の人と入れないとなると、かなり遅い時間に入るぐらいしか…」
平野「しかし遅い時間にも入っている人はいるらしいですし、難しくはないでしょうか」
秋田「僕たちで風呂の入り口にバリケードを気づくのはどうでしょう？」
な、なんていい子達なんだ、粟田口！
その優しさに感激するとともに迷惑をかけているという罪悪感で申し訳なくなる。
くっ、何迷惑をかけているんだ私は！郷に入っては郷に従えというではないか！ここは女らしく(？)、腹をくくることも大事なのではないか！？
『いや、色々と考えてくれてありがとう。慣れれば平気になるだろうし、頑張って入ってみることにすーー』
私が決意を伝えようとした時、腰にタオル一枚巻いただけのマッチョが風呂場から出て来た。
山伏「拙僧のーーーぅ筋肉うぅーーー！！」
『いやあああああああああああああ！変態いいいいいいぃ！』
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男爵いも - 月輝さん» 体重増加には原因があります…なので減りません。原因は鶴丸ルートが進めば明かされます。原因の原因はいつか明かします。 (2017年4月9日 23時) (
レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - 手入れしても体重って減らないんですかね？ (2017年4月9日 0時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
男爵いも(プロフ) - 少年漫画では良い奴ほど死んでいくのです( ；∀；) (2017年4月6日 22時) (レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - 御手杵！？(’ω’)ﾌｧｯ!!? (2017年4月5日 19時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
男爵いも - 黒蛇さん» 正体は無駄にイケボな残念系イケメンこと亀甲さんでした！大正解です！コメディにはとっても有難い存在ですね 笑 (2017年4月1日 12時) (レス) id: 0b96eccedf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵いも | 作成日時：2017年3月21日 12時
