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まったく、三日月と鶴丸は一体何をやらかしたんだ？
どうしても気になるので、全身の痛みを堪えつつよっこらせと立ち上がり、ヨロヨロと廊下を歩く。
骨喰「……A？」
鯰尾「あ！何やってんですかそんな状態で歩いちゃって。あ、分かった。便所でしょ」
骨喰「……失礼(鯰尾の頭を叩く)」
鯰尾と骨喰に遭遇した。
『いや、厠ではない。三日月と鶴丸から事情を聞こうと思ってな。手入れ部屋に行くところだ』
鯰尾「あー、さっきすごい爆発でしたもんねー」
骨喰「手入れ部屋は遠い…平気か？」
『正直、すこしキツいな』
鯰尾「担架でも持ってきます？俺と兄弟で運べばすぐですよ」
一期「どうなさいましたかな？A殿」
私の部屋から戻ってきたらしい一期一振と、薬研、乱がやってきた。
『先程の爆発の件について三日月と鶴丸に話を聞こうと思ってな』
一期「先程の音は爆発だったのですか…」
『それで三日月と鶴丸が重傷らしい』
薬研「ただの炊事当番で、どうやったらそうなるんだ…？」
意味がわからないだろう？私も意味が分からない。
乱「えー、でもその状態で手入れ部屋まで行くの辛いんじゃない？手入れ部屋まで結構歩くよ？」
鯰尾「それで、俺と兄弟が担架しようかって話してたんだ」
一期「ああ、成る程。それならーー」
ひょい
『！！？』
一期「私が手入れ部屋まで運んでいきましょう。それでどうですかな？」
一期一振がひょいっと私のことを抱き上げる。
え、え、え、これって…
乱「うわぁー、いち兄ってば大胆…」
鯰尾「お姫様だっこってやつ？」
その言葉に顔がカァーと熱くなる。
一期「…え？し、失礼した、A殿！」
弟たちに指摘されて気づいたのか、一期一振が慌てて私を下ろす。
一期「つい、弟たちと同じ感覚でやってしまいました…」
『い、いや、別に……』
一期＆A「『………』」
き、気まずい。
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男爵(プロフ) - 泉姫さん、黒狐さん、ご指摘ありがとうございます。指摘されたところを直しました。 (2017年3月30日 20時) (
レス) id: 5e929154b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 小狐丸の「小」が「子」に、なってますよ！ (2017年3月25日 10時) (レス) id: e5ffc2e16a (このIDを非表示/違反報告)
泉姫(プロフ) - 誤字多いですよ。担当じゃなくて短刀 (2017年3月22日 12時) (レス) id: 97d6e4c6a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵いも | 作成日時：2016年4月20日 11時
