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なぜAが？
付近には散らばっているブルーブラッド。
サイバーライフの袋。
もしかして、買い出しに？
そしてこんな事になってしまったか。
Aの口元を見ないと、表情が分からない。
しかし、明らかにストレスが上昇している。
このままだとAが！
「僕はコナーだ。ウィリアムだろ？」
「勝手にスキャンしやがって！俺の何を知ってるんだ！」
「まず、Aの口元の布だけ剥がしてくれないか」
彼は舌打ちをして、強引に布を取った。
「っ…コナー!!」
「うるせぇ!!」
こめかみに銃口が当てられる。
Aが息苦しそうにしている。
寿命が縮むどころか、死んでしまう。
そうなると、アンドロイドにはなれない。
どうにか成功させないと。
僕はゆっくり歩みよった。
「なぜこんなことをするんだ？」
「俺は、愛されたかったんだよ…」
「愛してたさ。お母さんも、お父さんも…Aも」
「……」
「完璧な人なんていないんだ。今までに両親は、色んなもの買ってくれたり、料理を作ってくれたりしただろ？」
心に訴えかける。
「そんな小さな幸せに、気づかないのか？！君は愛されてる！……何か、勘違いしていることがあるんじゃないのか」
「……ごめんな、A。俺が、全部悪いんだ」
彼はそう言うと、大粒の涙を流しながら、彼女を解放した。
Aは僕のところに駆け寄るんじゃないか。
そう思っていた。
彼女はウィリアムの元へ行き、軽く抱きしめる。
「…あの時、喧嘩を最後に別れたよね。でも、あれはわざと喧嘩したの」
「は…？」
「私ね、病気なの。もうすぐ死んじゃうから、迷惑かけたくなかったから…ごめんね」
最後に、泣かないでと彼の涙を拭い、彼女は僕の手を取った。
ウィリアムは逮捕され、署に行った。
「話してよかったのか？」
横を歩く彼女に問う。
「いいの、早くしないと…今夜眠ったら明日が無いみたいで」
「…サイバーライフ、行くか？」
「…うん」
僕はタクシーを呼んだ。
Aの手を、強く握った。
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マーニー(プロフ) - ちーはんさん» コメントありがとうございます！1度のチャンスなので頑張ってきます！ありがとう!!!!!! (2020年7月9日 16時) (
レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ちーはん(プロフ) - いくらでも待ちますよぉお！！！テスト頑張ってください！！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 80d1ac7125 (このIDを非表示/違反報告)
マーニー(プロフ) - おいなりさん» コメントありがとうございます！初めまして！ハッピーエンドになるように頑張ります！ありがとうございます！ (2020年6月17日 6時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
おいなり(プロフ) - こちらでは初めまして…！ いつもワクワクしながら更新を楽しみにさせて頂いてます！主人公ちゃんが幸せになれますように...！更新楽しみにしてます！！(*´ч`*) (2020年6月17日 4時) (レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
マーニー(プロフ) - コメントありがとうございます！アプリあって欲しいですよね！コナーに朝起こしてもらいたいw 頑張ります！ありがとう！ (2020年5月17日 12時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 x他2人 | 作成日時：2020年4月8日 23時
