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目を覚ました。
頭が重い。
ゆっくり目を開ける。
繋いでいた手の指と指の間に、少し隙間ができていた。
私はもう一度握り直す。
頭を出して、コナーを見つめる。
綺麗なまつ毛、高い鼻、柔らかそうな唇。
これって、アンドロイドだよね？
疑うほど本当に綺麗で、見惚れてしまう。
見てると、LEDが黄色に光り始める。
そして赤に変わる。
コナーの息が荒くなる。
「コナー？コナー？！」
声をかけながら必死に背中を摩る。
私の声に気づいたのか、彼が目を開ける。
LEDが黄色に戻る。
彼が私の目を見た。
LEDが青色に。
「A……」
「あーよかった。急に苦しそうにするんだもん」
「…悪い夢を見た」
「え、夢？」
アンドロイドも夢を見るんだ。
「夢というか、過去のメモリーが再生されたようです。銃弾が降ってきて、死ぬかと思うと…怖くなって……」
「コナー…」
コナーは補佐官のアンドロイド。
そりゃ、怖い目にも会う。
その壁を破って、彼は正しい選択をして生きている。
凄いよ。
例え、替りがいるって言っても。
「大丈夫。私がずっと一緒にいる」
「ありがとう」
「ところで、A。あの返事…聞かせて欲しい」
「あー…」
告白の返事を聞きたいんだろう。
恥ずかしいのか、彼のLEDが点滅する。
私はもうすぐアンドロイドに生まれ変わる。
今付き合っても、彼が悲しむ。
好きなのには、変わりはない。
「コナー、私も好きだよ。でも…」
「死なないから！僕が守るから！」
「違うの、聞いて？もうすぐ私はアンドロイドになるでしょ？無事に、アンドロイドになって戻ってきたら、付き合って？」
「で、でも……」
私は両手で彼の手を握る。
その手を私の胸元に当てる。
心臓が激しく脈打つ。
「…わかった。絶対無事だよ」
コナーは私の手に優しくキスをした。
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マーニー(プロフ) - ちーはんさん» コメントありがとうございます！1度のチャンスなので頑張ってきます！ありがとう!!!!!! (2020年7月9日 16時) (
レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ちーはん(プロフ) - いくらでも待ちますよぉお！！！テスト頑張ってください！！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 80d1ac7125 (このIDを非表示/違反報告)
マーニー(プロフ) - おいなりさん» コメントありがとうございます！初めまして！ハッピーエンドになるように頑張ります！ありがとうございます！ (2020年6月17日 6時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
おいなり(プロフ) - こちらでは初めまして…！ いつもワクワクしながら更新を楽しみにさせて頂いてます！主人公ちゃんが幸せになれますように...！更新楽しみにしてます！！(*´ч`*) (2020年6月17日 4時) (レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
マーニー(プロフ) - コメントありがとうございます！アプリあって欲しいですよね！コナーに朝起こしてもらいたいw 頑張ります！ありがとう！ (2020年5月17日 12時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 x他2人 | 作成日時：2020年4月8日 23時
