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(ユンギside)
『触れられないのは寂しいです…』
ぽつりと零したわがままに俺も手を伸ばし触れられない距離に虚しくなる。
『ユンギさん…早く迎えに来て』
今にも泣いてしまいそうなAに慌てて声をかけていると異変に気づいたのかテヒョナが画面を覗き込み携帯を奪う。
｢A、泣くのは会ってからにしょう。これじゃ、手が届かないよ｣
『テヒョナさん…はぃ、泣きません！』
｢いい子だね。ユンギヒョンもAを泣かさない！｣
｢俺はそんな事してねぇ｣
｢あー！ユンギヒョン、Aと話してるの！？僕にも代わって！｣
ジミンがテヒョナから俺の携帯を奪い元気の無かったAにこっちでどんな曲を歌ってきたか色々話している。
『僕もみなさんの歌を聞いてみたいです！』
すっかりいつもの様子に戻ったAがキラキラとした瞳でお願いしてくる。
｢いつでも歌ってあげる！なんなら今からでもいいよ！｣
｢ジミンヒョンなにしてるんですか？｣
｢ジョングクいい所に！Aに1曲歌ってあげよう｣
『いいんですか！？』
｢Aと通話してたんですか！！A〜、今から歌うからちゃんと聞いててね｣
｢僕も歌うー！！｣
なんて言い始めて3人で歌い始める。ラップのところになると俺に携帯を渡してくるから釣られて俺も歌う。たまたま通りかかったナムジュンやホソガやジンヒョンも巻き込んで歌い終わるとAが拍手しながら嬉しそうに笑う。
『いつか僕もみなさんのコンサートに行きたいです！』
｢必ず連れて行ってあげる！｣
『ジミンさん約束ですよ！』
｢だからあと1日だけ頑張って！僕らも早くAに会いたいんだ｣
泣きそうだった表情は笑顔に変わり力強く頷く。
｢明日待ってろよ。俺が迎えに行くから｣
『はいっ！待ってます！』
もっと話していたかったけど時間が無くなり俺は画面を撫で通話を切った。
早く明日になれと願うのはお前と同じ。
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アメスピ(プロフ) - レイさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！更新遅めですがまた読んでいただけるように書いていきます(^^)ありがとうございます！ (2021年4月12日 21時) (
レス) id: 92061b1d69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 初めまして！とても素敵な作品に出会えました！！更新楽しみにしています(´∀`) (2021年3月26日 8時) (レス) id: 5f8f733f69 (このIDを非表示/違反報告)
アメスピ(プロフ) - リナさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月26日 1時) (レス) id: fcee7b39a8 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - アメスピさん» 主さんのペースで頑張ってください(о´∀`о) (2020年4月25日 23時) (レス) id: 7d77ab2410 (このIDを非表示/違反報告)
アメスピ(プロフ) - リナさん» リナさん初めまして！読んで頂けてすごく嬉しいです！更新遅めですがこの先も読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございます。 (2020年4月25日 23時) (レス) id: fcee7b39a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメスピ | 作成日時：2020年1月21日 21時
