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(テヒョナside)




カメラが向けられて皆それぞれ表情を変えて映る。
自分の番がくるまで暇だなぁなんて考えていると携帯が震えた。
誰からだろうと画面を見て急いで人気のない場所に移動して通話ボタンを押す。


「A!どうしたの?電話かけてくるなんて珍しいね」

『待ち受け見てたらテヒョナさんと話したくなって…、今大丈夫ですか?』

「全然大丈夫!」

『今何してたんですか?』

「撮影だよ!後で写真送るね」

『いいんですか!?嬉しい…!』


僕と話したくなったというのが嬉しくてそのまま色々話していると僕を探しに来たスタッフが気まずそうにこちらを見ている。


「ごめんね。もう僕の番みたい。A、すぐ帰るからもう少し待っててくれる?」

『帰ってくるの待ってます!』

「あのね、今日は僕と一緒にいて欲しいな」


そう言うと向こう側で恥ずかしそうに返事をしてくれた。通話を切る時も寂しそうだったから沢山の言葉をかけて通話を終えた。スタッフの所に駆け寄れば何かを探りたげに笑いかけられる。


「Vさんのあんな表情はじめて見ました。恋人さんですか?」

「うん、そうだよ。世界一可愛い恋人」

「それって…」

「君の知らない人」


なんて返せば驚いた顔で、それ以上は答えないよと釘を刺せば黙ってスタジオに案内された。
撮影をしているとジミンが何か言いたげに僕を見ているのに気づいた。もしかして監視カメラでバレたかな?


「ジミンなにー?」

「いつの間に番号教えたの」

「いつだったかなぁ。ジミンも教えたらいいのに」

「テヒョナはAの事になるとすぐ抜け駆けするから困るよ」


苦笑いしながら言われて首を傾げる抜け駆けなんてしてないよ。
だってAは僕らのものだもん。


「ねぇジミン一緒に写真撮って!」

「アップするの?」

「ううん。Aに送るやつ」


携帯を向ければ仕方ないなぁと言いながら嬉しそうに一緒に写真を撮ってくれる。それからメンバー全員と写真を撮ってAに送ると使い慣れない携帯から喜んでるスタンプが送られてきた。
今度文字の打ち方を教えてあげなきゃ。


「早くAに会いたいなぁ」


待ち受けにしてる指輪をした2人の写真を見ながら呟く。
それから支線を自分の薬指に移してそっと口付けた。

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アメスピ(プロフ) - しゅが 。さん» しゅが。さん1話から読んで下さりありがとうございます!大好きと言って貰えてすごく嬉しいです!ゆっくり更新になりますがこの先も読んで貰えたら嬉しいです!ありがとうございます! (2019年9月20日 3時) (レス) id: d7bf211220 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが 。 - うわああ更新待ってました…!このシリーズのお話1から読んでて…!とっても大好きだったので久しぶりの更新嬉しいですほんとに( ; ; ) (2019年9月19日 16時) (レス) id: 46ae974855 (このIDを非表示/違反報告)
アメスピ(プロフ) - ラッピーさん» ラッピーさん有難いコメントありがとうございます。仕事がバタついていたので更新出来なかったのですが落ち着いてきたのでまた新しい話を書いていこうと思います。楽しみにして頂けて嬉しいです。ありがとうございます! (2019年9月19日 13時) (レス) id: d7bf211220 (このIDを非表示/違反報告)
ラッピー(プロフ) - アメスピさん。お元気でいらっしゃいますか。このお話が大好きです。またいつか更新されることを楽しみにしています。 (2019年9月16日 16時) (レス) id: 3b02c1c542 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アメスピ | 作成日時:2019年5月26日 18時

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