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( A side)
夕飯前にお部屋にいるように言われて僕は1人でパソコンでみなさんのMVを見ている。
テヒョナさんがお祝いって言ってたけどそれなんなんだろう？
「A〜、準備できたよー！出ておいでー」
部屋の外からホソガさんに呼ばれてリビングに行けば飾り付けされてキラキラしている。見たことのない景色に驚いているとホソガさんに手を引かれて椅子へと座らせられる。
『どうしたんですーー…うわっ』
パンっ！という音と共に色とりどりのテープが僕の頭上を舞う。
「ハッピーバースデー！Aー！」
テヒョナさんがそう言うと見たことも無い大きなケーキを持って僕の所に来てくれる。ハッピーバースデーってなに？
僕いま、どうなってるの？？
「お前の誕生日のお祝いだよ。そんな不思議そうな顔するなって」
ユンギさんが笑いながら僕の髪を撫でてくれる。
誕生日ってお祝いしてもらえる日なんだ…。こんな事して貰ったこともないし拒絶される日じゃないの？
「今日は張り切ってご飯作ったよー！」
『うわぁ、すごい』
ジンさんが沢山の料理を机に並べていく。
いつも凄いと思っていたけど今日のは一段とすごい
ケーキにはチョコレートで僕の名前が書いてある。
「少し遅れちゃったけど、今日はAの誕生日のお祝いだからね。いっぱい食べてね」
『ジミンさん、僕こんなことしてもらったことないです…！』
「A、生まれてきてくれて、僕らと出会ってくれて本当にありがとう」
生まれた日って叩かれたり色々言われる嫌な日だと思っていた。それなのにこんなに笑顔を向けられて優しい言葉をいっぱい貰えてどうしていいか分からないけど嬉しくて気づいたら両目から涙が止まらなくなっていた。
「A泣かないで。今日は笑顔でいる日だよ」
『ジョングクさん…でも、止まらないんです…』
涙が止まらない僕の頬を初めて出会った時みたいにナムジュンさんが優しくハンカチで拭ってくれる。
「泣き止むまで待ってるよ。ほら、おいで」
両手を広げてナムジュンさんが抱きしめてくれる。暖かくて止めようと必死になっていたのに余計に涙が溢れてくる。
こんな気持ち知らない…。どうして僕なんかにこんなに優しくしてくれるんだろう
『ありがとうございます…っ』
それから暫く泣き続けてやっと涙が止まった時にはみなさんが優しい言葉をいっぱいかけてくれた。
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アメスピ(プロフ) - ぴさん» はじめましてコメントありがとうございます。動画でテヒョンさんのことをテヒョンとジョングクさんが呼んでいたのでそのまま書いていました読みにくかったらすみません....;; (2019年7月17日 23時) (
レス) id: d7bf211220 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ - ジョングクsideではテヒョンのことをテヒョニヒョンとなぜ呼ばないのか気になります。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 6d08ff6d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメスピ | 作成日時：2019年4月18日 8時
